SDGsアクションプラン2022の概要-特徴・変更点や取り組みを紹介

#ジェンダー#健康#再生可能エネルギー#脱炭素(カーボンニュートラル) 2021.07.06

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【更新日:2022年5月9日 by 大川 智也

SDGsへ取り組む際の、具体的な施策方針として「SDGsアクションプラン」が注目されています。

このアクションプランは、毎年更新されており、SDGsを推進するための課題が示されていることから何を優先して取り組むのかが明らかになります。

今回の記事では、SDGsアクションプラン2022の概要を特徴や変更点から解説し、SDGsアクションプランからできる取り組みを企業・自治体・個人に分けて紹介しています。

▼SDGsについて詳しくはこちら

SDGsアクションプランとは

SDGsアクションプランとは

SDGsアクションプランとは、2016年12月に策定されたSDGs実施指針で定められた8つの優先課題に対し、日本政府がSDGs推進のための具体的施策をとりまとめたものです。

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称です。日本語では「持続可能な開発目標」と表されます。
2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsは、2016年から2030年までの15年で達成すべき17のゴールと169のターゲットで構成されています。

SDGsでは経済や環境、社会の課題が幅広く取り上げられ、持続可能な社会を築き上げるために、国連が主導してさまざまな取り組みを広げています。

2015年にSDGsが採択され、日本政府はその実施に向け2016年5月、総理大臣を本部長、官房長官・外務大臣を副本部長、そして全閣僚を構成員として構成された「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」を設置しました。

その後、2016年12月に推進本部は日本のSDGs達成のために日本独自の指針である「SDGs実施指針」を策定しました。

この「SDGs実施指針」にはSDGsの達成に向けた8つの優先課題が掲げられています。そして8つの優先課題に対しての具体的な施策として「SDGsアクションプラン」が策定されました。

このSDGsアクションプランは毎年推進本部会合にて決定され、2018年に初めてアクションプランが策定され、アップデートされていく形で毎年アクションプランが策定されています。

過去に公表されたSDGsアクションプラン

・2017年12月 SDGsアクションプラン2018
・2018年6月 拡大版SDGsアクションプラン2018
・2018年12月 SDGsアクションプラン2019
・2019年6月 拡大版SDGsアクションプラン2019
・2019年12月 SDGsアクションプラン2020
・2020年12月 SDGsアクションプラン2021

SDGsアクションプランが生まれた背景

SDGsアクションプランが生まれた背景には、「SDGs実施指針」が関係しています。

「SDGs実施指針」とは、SDGsの実施に向け、総理大臣を本部長、官房長官・外務大臣を副本部長、そして全閣僚を構成員からなる推進本部が日本のSDGs達成のために初めて策定したものです。

その「SDGs実施指針」がSDGsを達成するための中長期的な国家戦略として位置づけられ、達成に向け優先すべき課題が8つ公表されています。この8つの優先課題に対する具体策として策定されたのがSDGsアクションプランです。

「SDGs実施指針」の概要と8つの優先課題の概要

「SDGs実施指針」は「持続可能で強靱、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者を目指す」をビションに、日本が世界のロールモデルとなり、世界を誰一人取り残されることのない持続可能なものにするための取り組みを進めていくことが目指されています。

「SDGs実施指針」では、ビジョンの達成に向け、8つの優先課題が掲げられています。8つの優先課題はSDGsでかかげられた17の目標と169のターゲットのうち、日本が特に注力するべき領域を日本の文脈にあわせて再構成されています。

また、8つの優先課題は、「2030アジェンダ」に掲げられている5つのP※に対応しています。

※5つのP・・・People(人間)、 Planet(地球)、 Prosperity(繁栄) 、Peace(平和)、Partnership(パートナーシップ)

「SDGs実施指針」の8つの課題(SDGs実施指針 改訂版 2019年12月)

People (人間)
1 あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現
2 健康・長寿の達成

Prosperity (繁栄)
3 成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション
4 持続可能で強靱な国土と質の高いインフラの整備

Planet(地球)
5 省・再生可能エネルギー、防災・気候変動対策、循環型社会
6 生物多様性、森林、海洋等の環境の保全

Peace (平和)
7 平和と安全・安心社会の実現

Partnership (パートナーシップ)
8 SDGs 実施推進の体制と手段

SDGsアクションプランに向けた各年の取り組み遷移

SDGsアクションプランの取り組みの遷移を以下のグラフにまとめました。

引用元:政府発表の「SDGsアクションプラン2022」の概要をご紹介します。 | SHARES LAB(シェアーズラボ)

 

SDGsアクションプラン2022年の概要

SDGsアクションプラン2022では、従来の地球の課題解決に向けた方針に加えて新型コロナウイルスによって生じた新たな課題を踏まえた内容となっています。

2021年度版からの変更点|日本独自の施策が世界共通の課題と不可分であることを示す

「SDGsアクションプラン2022」の冒頭の文章には、SDGsについてこう記されています。「経済・社会・環境問題に対して包括的に取り組むSDGsは、我々が直面する未曽有の危機を乗り越え、世界をよりよい未来に導くための重要な羅針盤」となっています。

この文章によって「2030アジェンダ」が掲げる「5つのP」と「8つの優先課題」が関連付けられます。日本独自の施策が世界共通の課題と不可分であることを示したと言えます。

「5つのP」に基づく「8つの優先課題」を整理した

2022年のアクションプランでは、「5つのP」に基づき、「8つの優先課題」が整理されていることが特徴です。これまでは「8つの優先課題」は単独で示されていましたが、関連付けて文章化されたのは今回が初めてです。

認知から具体策のフェーズへ

「SDGsアクションプラン2022」の基本的な考え方は以下の通りです。

「SDGs採択から6年が経ち、日本国内でSDGsに関する認知度は高まり、ESG投資の拡大などを受けて、企業経営にSDGsが浸透した。」
「学習指導要領に持続可能な開発のための教育(ESD)の理念が盛り込まれたり、再エネ導入が着実に進展したりするなど、日本国内でSDGs の考え方が浸透してきている。」

このように記されているように、SDGSの認知度を高めるフェーズはクリアしています。
今後はより具体的な施策に落とし込み、取り組みを加速し、世界をリードしていくという決意が感じられます。

2022年のSDGsアクションプランの5つの重点事項

People 人間:感染症対策と未来の基盤づくり

1. あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現

2.健康・長寿の達成

Prosperity 繁栄:成長と分配の好循環

3.成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション

Planet 地球:地球の未来への貢献

4.持続可能で強靭な国土と質の高いインフラの整備

5.省・再生可能エネルギー、防災・気候変動対策、循環型社会

6.生物多様性、森林、海洋等の環境保全

Peace 平和:普遍的価値の遵守

7.平和と安全・安心社会の実現

Partnership パートナーシップ:絆の力を呼び起こす

8.SDGs実施推進の体制と手段

引用元:SDGsアクションプラン2022

SDGsアクションプラン2021の概要

SDGsアクションプラン2021は、2020年12月に策定されました。

「SDGs アクションプラン2021」では、2021年に実施する政府の具体的な取り組みの重点事項を盛り込み、SDGSの達成に向け、国内の実施体制や国際協力を加速化、国際社会に日本の取組みを共有・展開していくために、あらゆる関係者に行動を呼びかけるものになっています。

2019年9月に開催された国連SDGサミットで、2030年までの10年間が「行動の10年」と定められました。2030年までにSDGs達成に向けた取り組みが、さらに拡大・加速されていきます。

しかし、2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の拡大などにより、SDGs達成に向けた取り組みには遅れが深刻に懸念されています。新型コロナウイルス感染症を克服するだけでなく、復興に向けて国際社会のさらなる連携が不可欠になっています。

また、日本政府はグリーン社会の実現のために、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指しています。環境への取り組みをコストとせず、産業構造や経済社会の変革をもたらし、大きな成長につながるという発送の転換が必要です。

▼カーボンニュートラルについて詳しくはこちら

このような変化のなか、日本は新たな時代変化を見据え、未来を先取りする社会変革を実践していく必要があります。

2021年のSDGsアクションプランの4つの重点事項

2020年のコロナウイルスの影響などの影響を受けSDGsアクションプラン2021では4つの重点事項を示しています。

SDGsアクションプラン2021

① 感染症対策と次なる危機への備え

2021年も引き続きコロナウイルスへの影響を鑑みて、重点事項として定めています。
具体的な3項目については以下の通りです。

①感染症対応能力を強化するため、治療・ワクチン・診断の開発・製造・普及を包括的に支援し、これらへの公平なアクセスを確保する

②次なる危機に備え、強靱かつ包摂的な保健システムを構築し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けた取組を推進する。国内 では、PCR 検査・抗原検査等の戦略的・計画的な体制構築や保健所の機能強化など、国民の命を守るための体制確保を進める

③ 栄養、水、衛生等、分野横断的取組を通じて感染症に強い環境整備を進める。東京栄養サミットの開催を通じて世界的な栄養改善に向けた 取組を推進し、国内では食育や栄養政策を推進する

② よりよい復興に向けたビジネスとイノベーションを通じた成長戦略

近年の働き方改革や科学技術の発展などを通した項目が重点事項となっています。
具体的な3項目については以下の通りです。

①Society5.0の実現を目指してきた従来の取組を更に進めると共に、デジタルトランスフォーメーションを推進し、誰もがデジタル化の恩恵を受けられ る体制を整備し、 「新たな日常」の定着・加速に取り組む

② ESG投資の推進も通じ、企業経営へのSDGs取り込みを促進すると共に、テレワークなどの働き方改革を通じてディーセントワークの実現を促進し、 ワーク・ライフ・バランスの実現等を通じ、個人が輝き、誰もがどこでも豊かさを実感できる社会を目指す

③バイオ戦略やスマート農林水産業の推進など、科学技術イノベーション(STI)を加速化し、社会課題の解決を通じてSDGsの達成を促進すると 共に、 生産性向上を通じた経済成長を実現し、持続可能な循環型社会を推進する

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③ SDGsを原動力とした地方創生、経済と環境の好循環の創出

環境問題に焦点を当てた項目も重点事項として定められています。
具体的な3項目については以下の通りです。

①2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」への挑戦も通じ、世界のグリーン産業を牽引し、経済と環境の好循環を 作り出していくとともに、防災・減災、国土強靱化、質の高いインフラの推進を継続する

②「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」実現に向けた海洋プラスチックごみ対策などを通じ、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。

③SDGs未来都市、地方創生SDGs官民連携プラットフォーム、地方創生SDGs金融等を通じ、SDGsを原動力とした地方創生を推進する

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④ 一人ひとりの可能性の発揮と絆の強化を通じた行動の加速

個人が多様性を持って生きていくことができるための項目も重点事項として定められています。
具体的な3項目については以下の通りです。

①あらゆる分野における女性の参画、ダイバーシティ、バリアフリーを推進すると共に、人への投資を行い、十分なセーフティネットが提供される中で、全 ての人が能力を伸ばし発揮でき、誰ひとり取り残されることなく生きがいを感じることのできる包摂的な社会を目指す

②子供の貧困対策や教育のデジタル・リモート化を進めると共に、持続可能な開発のための教育(ESD)を推進し、次世代へのSDGs浸透を図る

③京都コングレスや東京オリンピック・パラリンピック等の機会を活用して法の支配やスポーツSDGsを推進すると共に、地球規模の課題に関して、国 際協調・連帯の構築・強化を主導し、国際社会から信用と尊敬を集め、不可欠とされる国を目指す

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8つの優先課題に対する具体的な取り組み例

8つの優先課題の内容を詳しく見ていきます。

1 あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現
• ジェンダーの主流化・女性の活躍推進
• ダイバーシティ・バリアフリーの推進
• 働き方改革
• 貧困・格差解消に資する社会保障制度の措置等
• 子供の貧困対策推進
• 次世代の教育振興
• あらゆる人々の教育機会の確保
• 国内外におけるSDGsの達成を担う人材育成の強化
• 消費者等に関する対応
• 若者・子ども、女性、障がい者に対する国際協力

2 健康・長寿の達成
• 新型コロナウイルス感染症危機に対する取組
• データヘルス改革の推進
• 国内の健康経営の推進
• 感染症対策等医療の研究開発
• ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)推進のための国際協力
• アジア・アフリカにおける取組
• 医療産業の輸出を通じた新興国の医療への貢献

3 成長市場の創出, 地域活性化,科学技術イノベーション
• 未来志向の社会づくり
• 基盤となる技術・データ
• SDGs達成のための科学技術イノベーション(STI for SDGs)の推進
• 地方創生や未来志向の社会づくりを支える基盤・技術・制度
• 地方の技術・基盤強化
• 地方創生SDGsの推進
• 持続可能な観光の推進
• 農山漁村を含む地域の活性化
• 農林水産業・食品産業の成長産業化
• 農林水産業・食品産業におけるイノベーション
• スマート農林水産業の推進

4 持続可能で強靱 な国土と質の高いイ ンフラの整備
• 持続可能で強靱なまちづくり
• 文化資源の保護・活用
• 世界の強靭化に向けた国際貢献
• 質の高いインフラの海外展開

5 省・再生可能エネルギー,防災・気候変動対策,循環型社会
• 再エネ・新エネ等の導入促進
• 循環型社会の貢献
• 徹底した省エネの推進
• 気候変動対策
• 持続可能な生産・消費の促進、食品廃棄物・食品ロスの削減や活用
• 研究開発の推進

6 生物多様性,森林, 海洋等の環境の保全
• 海洋保全・海洋プラスチックゴミ対策
• 北極・南極域
• 生物多様性・森林保全
• 大気保全、化学物質規制・対策

7 平和と安全・ 安心社会の実現
• 子どもの安全等
• 女性に対するあらゆる暴力の根絶
• 再犯防止対策・法務の充実
• 公益通報者保護制度の整備・運用
• 法の支配の促進に関する国際協力
• 自由で開かれたインド太平洋の推進
• 平和のための能力構築に向けた国際協力を通じた積極的平和主義
• 人道・開発・平和の切れ目のない支援
• 中東地域・アフリカ地域の平和と安全

8 SDGs実施推進の体制と手段
• 広報・啓発の推進 (「ジャパンSDGsアワードの実施等)
• 市民社会等との連携 (NGOを通じた開発協力事業の実施等)
• モニタリング (SDGグローバル指標の整備等)
• 環境・社会・ガバナンス(ESG)投資の推進等
• SDGs達成のための革新的資金調達 (休眠預金の活用促進等)
• 途上国のSDGs達成に貢献する企業の支援
• 国際社会との連携 (TICAD、日メコン協力等)

SDGsアクションプランからできる取り組み事例7選

企業ができる取り組み

花王の育児支援制度確立

大手化学メーカーである花王は、世界各国のジェンダー平等の取り組みが優れている企業に贈られる「2020年男女平等指数」(ブルームバーグ社主催)に選ばれました。国内では、日経WOMANと日経ウーマノミクス・プロジェクトが実施する「女性が活躍する会社BEST100」において2020年度3位でした。

取り組みとしては、1990年代に育児支援制度を確立し、以降、女性の結婚や産後の働き方改革や育児と仕事の両立を叶えるワークライフバランスを支える施策を行なっています。その結果、2019年度の女性管理職比率は21.2%を達成しました。さらに、2018年には花王グループの美容系の子会社2社の社長に女性が就任するなど、女性の活躍を積極的に推進しています。

参考:2020年版「女性が活躍する会社BEST100」 総合ランキング1位は日本IBMに|日経BP

日本生命「ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険“ChouChou!シュシュ”」

日本生命が提供しているこの保険は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中と死亡に加え、出産や特定不妊治療に備える保険です。所定の出産をした場合、支払回数の限度なし出産給付金を受取れ、特定不妊治療を受けた場合、12回まで特定不妊治療給付金を受取れます。

女性の出産に関する保険は今まで少なく、高額な費用の負担を強いられてきましたが、この保険はそれを助けるための取り組みです。

参考:ニッセイ 出産サポート給付金付3大疾病保障保険 ChouChou! | 日本生命保険相互会社

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自治体ができる取り組み

移住スカウトサービス「SMOUT」

SMOUTは関係人口を増やすための地域と移住希望者のマッチングサービスです。

自治体や事業者、個人などの地域住民が、地域に興味がある人を募集し、直接スカウトすることで移住をサポートしています。

ユーザーは会員登録してプロフィールを入れると、自分にマッチする地域の情報が届きます。
気になる地域の人とメッセージをして、訪問したり、移住することが可能です。

実際にSMOUTで生まれた関係人口は12,965人であり、706もの地域がSMOUTを利用しています。

地域への移住を考えている方はこちら
移住スカウトサービス

SMOUTの使い方についてはこちら
SMOUTの使い方 | スカウト型移住マッチングサービス

SDGsプラットフォームでの交流

SDGsプラットフォーム」とは、企業とSDGsをつなぐ場のことです。

一つのプラットフォームに参加登録することで、そのプラットフォームに参加する違うコミュニティとも情報交換や情報共有することができます。

使い方は、プラットフォームに加入することでそのプラットフォーム内でおこなわれるセミナーやイベントに参加できたり、会員同士の交流の場として利用したりできます。

出典:地方創生SDGs官民連携プラットフォームとは?メリットと事例を解説 | 自治体ビジネスドットコム

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私たちができる取り組み

食べ残しをしない

食べ残しをしないことで、世界で大きな話題となっている「フードロス問題」に貢献できます。

まだ食べられるのに捨てられてしまっている食品がどれほどあるかをみなさんはご存知でしょうか。

SDGs JOURNALによると「現在日本国内では年間646万トンもの食品ロスがあり、その量は国連世界食糧計画(WFP)が1年で世界中にしている食品援助量の2倍にもなります」と記載されています。

日常生活で私たちがフードロスを減らすためにできることはたくさんあります。例えば、食材を買いすぎない、買った食材は残さず食べるなどの行動です。

日常生活ではあまり気にしていないかもしれませんが、少しの注意をするだけで「つくる責任 つかう責任」に大きく貢献できます。

出典:SDGs|目標12 つくる責任つかう責任|食糧が余っているのに飢餓!?

エコバッグやマイボトルの持ち歩き

日常生活でエコバッグを持参してレジ袋を使わないようにする、またマイボトルを持ち歩きプラスチックボトルを出先で使用しないことで「海洋プラスチック問題」に貢献できます。

2016年に開催された世界経済フォーラムによると、1964年から2014年にかけて約50年間でのプラスチック生産量は20倍以上急増しており、毎年少なくとも800万トンものプラスチックが海に流れていることが明らかになりました。

使用されたプラスチックが海に流れることで、海洋汚染や生態系へ悪影響を引き起こしていることが問題視されているのです。

日常生活で使用するものを工夫するだけで「海の豊かさを守ろう」の目標達成に繋がります。

▼プラスチック問題について詳しくはこちら
《必見》プラスチック問題とは?|現状や事例、SDGsとの関係まで解説

節電や節水

普段使用している水や電気についても、使い方を少し工夫するだけで「エネルギー資源の削減」に繋がります。

発展途上国などを中心とした人々の多くが十分な水や電気が支えない状況下にあり、先進国と同様にエネルギーを平等に使えていません。また、有限のエネルギーを多く使用することによって、温室効果ガスが排出され地球温暖化といった環境問題が引き起こされる原因となっているのです。

そこで、昼間はなるべく電気を使用しないことや、水を出しっぱなしにしないなど、私たちの日常生活でできる節電・節水への取り組みが大切であり「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の目標達成に貢献できます。

参考:SDGs目標7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに | Oneselive Blog

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個人でできるSDGsの取り組みと求められる3つのこと|具体例・年齢別に解説

まとめ

SDGsアクションプランについて紹介しました。

「SDGsアクションプラン」は毎年更新されているものです。
新たに追加された課題や重点項目があるので、この記事と合わせてぜひもう一度初めから確認してみてください。

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