SDGsの日常生活でできる取り組み3選-個人・学生・家庭での取り組みを紹介

#食品ロス 2021.09.28

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【更新日:2022年7月8日 by 大川 智也

SDGsの目標を達成するには、私たち一人ひとりが日常生活の中で取り組んでいくことが非常に重要です。

SDGsと聞くと「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」といった壮大な17の目標だからこそ私たちが日常生活でどれだけSDGsに貢献できるかが鍵となってくるからです。

そこで今回は、SDGsの日常生活でできる取り組み3選を紹介し、日常生活に潜むSDGsの問題点も併せて徹底解説します。

▼SDGsについて詳しくはこちら

そもそもなぜ日常生活でSDGsに取り組むことが重要視されているのか?2つの理由

私たち一人一人が取り組み主体である

SDGsと聞くと「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」といった壮大な17の目標がイメージされ、個人でできることは少ないのではないかと思われがちです。

しかし、私たち一人一人が日常生活からSDGsについて知り、考えることで課題解決をおこなうことがSDGsでは重要です。

そのため私たち一人一人が取り組み主体となることが期待されています。

個人の行動が目標達成につながる

私たちの日常生活の中で、SDGsと関連が深い場面はいくつか存在します。

例えば、目標15の「陸の豊かさを守ろう」では、私たち一人一人が、環境負荷の低い商品(エシカル商品等)を選ぶ行動を選択することで、問題解決に大きく貢献していきます。

このほかにも、日常生活でSDGsと関連深い場面がいくつかあり、その場面で私たちが行動を選択することが、必要不可欠となっています。

SDGsの身近に潜む3つの問題点

理解度が低い

日本では、SDGsの理解度の低さが問題視されています。

現在では、日常生活でよく目にしたり耳にしたりするSDGsですが、その本質的な意味を理解しているという人は少ないでしょう。

聞いたことはあるが、理解をしていないという人がほとんどだと思います。

SDGsが義務教育で扱われ始めたので、若者たちの興味関心が高まりつつあります。これから若者を中心にSDGsの理解度をSNSを使って高めてみましょう。
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《完全網羅》SDGsの7つの問題点|現状の課題と解決策

個人で活動するには限界がある

SDGsの問題点としては個人で活動するには限界があります。

SDGsは個人でできる活動も多くありますが、問題点としての規模が大きすぎるため、直接的な解決を目指すためには、多くの人の協力が必要になってきます。
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ターゲットの定義が個人で異なる

SDGsは全部で17の目標とゴールがあります。これらはそれぞれに定義づけがされていますが、国や地域によって対象となる人やものが変わってきます。

ゴールを達成するためには、定義に対する理解と価値観を共有したうえで問題解決に取り組まなければなりません。
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SDGsの日常生活でもできる取り組み3選

個人でできるSDGsの取り組み

SDGsの取り組みは個人でできるものも多く存在します。

目標によってそれぞれ取り組み方が違うので、いくつかご紹介します。
ぜひ取り組んでみてください。

1.目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」に繋がる![節電や節水]

 

持続可能な開発目標 | 国連開発計画(UNDP)

出典:持続可能な開発目標 | 国連開発計画(UNDP)

普段使用している水や電気についても、使い方を少し工夫するだけで「エネルギー資源の削減」に繋がります。

発展途上国などを中心とした人々の多くが十分な水や電気が支えない状況下にあり、先進国と同様にエネルギーを平等に使えていません。また、有限のエネルギーを多く使用することによって、温室効果ガスが排出され地球温暖化といった環境問題が引き起こされる原因となっているのです。

そこで、昼間はなるべく電気を使用しないことや、水を出しっぱなしにしないなど、私たちの日常生活でできる節電・節水への取り組みが大切であり「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の目標達成に貢献できます。

参考:SDGs目標7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに | Oneselive Blog

2.目標12「つくる責任 つかう責任」に繋がる![食べ残しをしない]

持続可能な開発目標 | 国連開発計画(UNDP)

出典:持続可能な開発目標 | 国連開発計画(UNDP)
食べ残しをしないことで、世界で大きな話題となっている「フードロス問題」に貢献できます。

まだ食べられるのに捨てられてしまっている食品がどれほどあるかをみなさんはご存知でしょうか。

SDGs JOURNALによると「現在日本国内では年間646万トンもの食品ロスがあり、その量は国連世界食糧計画(WFP)が1年で世界中にしている食品援助量の2倍にもなります」と記載されています。

日常生活で私たちがフードロスを減らすためにできることはたくさんあります。例えば、食材を買いすぎない、買った食材は残さず食べるなどの行動です。

日常生活ではあまり気にしていないかもしれませんが、少しの注意をするだけで「つくる責任 つかう責任」に大きく貢献できます。
出典:SDGs|目標12 つくる責任つかう責任|食糧が余っているのに飢餓!?

3.目標14「海の豊さを守ろう」に繋がる![エコバッグやマイボトルの持ち歩き]

持続可能な開発目標 | 国連開発計画(UNDP)

出典:持続可能な開発目標 | 国連開発計画(UNDP)

日常生活でエコバッグを持参してレジ袋を使わないようにする、またマイボトルを持ち歩きプラスチックボトルを出先で使用しないことで「海洋プラスチック問題」に貢献できます。

2016年に開催された世界経済フォーラムによると、1964年から2014年にかけて約50年間でのプラスチック生産量は20倍以上急増しており、毎年少なくとも800万トンものプラスチックが海に流れていることが明らかになりました。

使用されたプラスチックが海に流れることで、海洋汚染や生態系へ悪影響を引き起こしていることが問題視されているのです。

日常生活で使用するものを工夫するだけで「海の豊かさを守ろう」の目標達成に繋がります。
参考:SDGs|目標14 海の豊かさを守ろう|プラスチックの量が魚を超える?

4.全ての目標に繋がる![周りの人に情報発信]

SDGsについて個人が日常生活で取り組んでいることなどを知ってもらうためにも、周りの人に情報発信することが大切です。

なぜなら、SDGsについて知らない人は世界に大勢おり、その人たちがSDGsを理解すれば、SDGsへの活動が広がるからです。

実際SDGsの認知度は67%を超えていますが、名称や内容を知っていると答えた人は34%と、まだSDGsへの関心が薄いといえます。

ぜひ、あなたが発信者となってSDGsへの取り組みを周りの人に発信してみませんか。

これは日常生活でできるファーストステップの大切な取り組みです。
出典:SDGsの認知率は67% 2年間で約4倍に 実現には疑念の声も 個人でもできる活動の選択肢の広がりが課題か

SDGsの面白い取り組み

パーソル「はたらいて、笑おう」

総合人材サービスであるパーソルのグループビジョンがとても面白い取り組みと繋がっています。それは笑顔に応じて、寄付を実施するというものです。

カメラのついた笑顔測定器を会社の入口に設置し、出入りする社員の絵がを検知します。得られた笑顔の数に応じて、会社がSDGs関連団体に寄付するというものです。笑顔ひとつにつき10円相当を寄付します。

グループビジョンである「はたらいて、笑おう」を体現する面白い取り組みです。

出典:パーソルグループ、はたらく笑顔が寄付につながる新しい取り組み「Work, and Smile for Donation」開始

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マイネム株式会社「エミーウォッシュ」

マイネム株式会社が提供している、手に除菌液を噴射する装置です。この装置は中にカメラが内蔵されており、にっこり笑って手をかざすことで、除菌液が噴射されるという仕組みです。

噴射回数が笑顔の数として数えられ、1笑顔あたり、0.5円が感染症予防の支援活動に寄付されています。
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学生でもできるSDGsの取り組み

小・中学生

現在、小学校や中学校ではSDGsの取り組みをおこなっているところが多く存在します。
その一つとして、東京都江東区立八名川小学校がおこなう、「誰一人取り残さない教育」を紹介します。

SDGsの重要なポイントである「誰一人取り残さない」を学びの中で実現するために、職員の間で「到達目標型」だけでなく「方向目標型」の指導観を取り入れています。

この指導観を取り入れることで、実現までの道のりで児童が自分なりに問題に対する意見を持つだけでなく、異なる意見を受け止めて学びあい、一人一人の成長がわかりやすく、評価できることを可能にします。
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《必見》小学校で行うSDGs取り組むべき理由とは|取り組み事例や低学年向けの取り組みも紹介

高校生

高校生ができるSDGsの取り組みの一つとしてあげるのが、「SDGsに関する情報をSNSで拡散すること」です。高校生になると多くの人がスマートフォンを持ち始め、インターネットやSNSを使用することになります。

そこで、SNSを使用する際に、SDGsに関する情報を見かけたら積極的に拡散してみてください。

また、そこで見かけた情報や記事について、クラスメイトと共有したり、インターネット内でコメントしてみるなどの行動も有効です。同じような考えを持っている人をフォローするのも効果的でしょう。

大学生

大学生の取り組みとして紹介するのは、慶応義塾大学の「キャンパスSDGs」プロジェクトです。

個々の学生がSDGsをはじめとした社会問題を知り、理解することでアクションを促すことを目的としたプロジェクトです。

このプロジェクトは、SDGsを身近に知ってもらうことに主眼を置き、その一環としてステッカー制作がおこなわれました。制作されたステッカーは2,500枚で、学生が集まる食堂や教室、トイレなどのキャンパス内のさまざまなところに貼られました。
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ナマケモノでもできるアクションガイドで誰でも簡単にSDGsに貢献できる

今回紹介した日常生活でもできる取り組み以外にも、たくさんの取り組みや貢献できることがあります。

比較的簡単に誰でもできる取り組みが国際連合広報センターからアクションガイドとしてわかりやすくまとめられています。

4つのレベルごと、私たちができるSDGsへの取り組みが書かれています。ぜひ一度目を通して、参考にしてみてください。

▼公開されているガイドはこちら
持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド(改訂版) | 国連広報センター

まとめ

私たち個人と遠くかけ離れた存在だと考えられがちな「SDGs」。

しかし、すでにあなた自身が日常生活を通して、SDGsに貢献できることがたくさんあることを知っていただけましたでしょうか。

今回は、私たちに身近な日常生活をテーマに取り組みを紹介しましたが、他にもさまざまな形でSDGsの達成に貢献できます。

まずは、自分ができそうなことからSDGsへの取り組みを始めてみてはいかがですか。

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