SDGs検定に合格するための基本情報-日程・難易度や対策方法まで紹介

#SDGs#企業 2021.09.13

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【更新日:2022年4月21日 by 智也大川

日本には一般社団法人SDGs推進士業協会がおこなっている「SDGs検定」というものがあることをご存知でしょうか。

多くの企業や個人がSDGsについての取り組みを推進しており、SDGsの認知度が高まるとともにこのSDGs検定の重要性が増しています。

今回は、SDGs検定について紹介し、SDGs検定の概要から合格するための対策方法を徹底解説します。

▼SDGsについて詳しくはこちら

SDGs検定とは

「SDGs検定」とは、「一般社団法人SDGs推進士業協会」が主催している検定です。SDGs推進士業協会は理念として「士業の力を集結し、持続可能な世界を実現」を掲げ、『士業の力を結集し、持続可能な世界を実現する』という使命のもと、SDGsが掲げる目標に貢献しています。

「SDGs検定」はSDGsの普及促進を目的に、SDGsの基本的な理解から世界で起こっている課題やその取り組みに関する幅広い知識の習得を目指しています。

SDGs検定を受ける4つのメリット

SDGs検定を受けるメリットには4つのメリットがあります。これは企業がSDGsについて取り組むメリットにも関連しています。

▼企業がSDGsに取り組むメリットについて詳しくはこちら
企業がSDGsに取り組む4つのメリットを徹底解説|日本企業の取り組みやデメリットも

メリット① 現代社会に詳しくなれる

SDGs検定の出題範囲は、SDGsに関する問題だけでなく、SDGsにまつわる世界の課題など多岐にわたるため、現代社会に詳しくなれるというメリットがあります。

この検定を受験することで、SDGsそのものの理解が深まることはもちろんのこと、現在の世界情勢の理解は必須なので、ESG投資、パリ協定などを背景とした企業の環境や社会への責任など横断的な知識を身につけることができます。

メリット② 仕事の幅が広がる

SDGs検定を所有していることで新しいプロジェクトの中心になれる可能性があるのはもちろんのこと、サスティナブル部署のような部署に異動できる可能性も出てきます。

企業の中では今後の活動やサービスの展開のためにSDGsの推進を進める部署を新たに立ち上げる動きを見せているところも多く、まだ実務家の有識者が少ない分野なので、先行者優位を掴める可能性は大いにあります。

メリット③ 社外での活動の幅が広がる

SDGs経営の浸透率はまだ日本で高くないため、企業の枠を超えたセミナーやワークショップなどでの交流が多く行われています。

SDGsという共通の話題を持つことで、普段なら関わることない社外の方々、特に異業種との交流のチャンスをもてます。

しかし、SDGsに取り組んでいてもその実態が伴っていないという企業事例が散見されるようになっています。これが「SDGsウォッシュ」といわれ問題視されています。

SDGsウォッシュとは「SDGs」と英語「whitewash(ごまかす、うわべを取り繕う)」を組み合わせた造語で、SDGsへの取り組みを行っているように見えて、その実態が伴っていないビジネスを揶揄する言葉です。

▼詳しくはこちら
《徹底解説》SDGsウォッシュとは?3つの事例や気をつけるべきポイントを紹介

メリット④ 就職活動で有利になる

今後SDGsに取り組みたいと考える企業が多い日本では、就職活動または転職活動の際にSDGsについての詳しさをアピールできるSDGs検定は非常に強力な武器になります。

また近年では資格の欄に記入できるだけでなく、エントリーシートの設問としてSDGsに関する知識が問われるものがあったり、面接でSDGsに関する考え方を問われることも少なくないため、SDGsに関する知識を付けることは大きなアドバンテージに繋がります。

▼SDGs人材についての記事はこちら
《必見》人材育成に用いられるSDGs|育成メリットから研修の紹介まで

【2022年版】SDGs検定の概要

試験日時

試験日
受付期間 2022年1月10日(月)~3月15日(火)
WEB試験 2022年3月27日(日)

試験時間

試験時間は90分となっています。
自分の努力をこの90分でどれだけ発揮できるかがポイントです。

受験会場

主に会場は自宅となっています。
集中できる環境を作っておくことをおすすめします。

登録締切

約2か月間となっています。忘れないようにしましょう。

受験費用

受験費用は5,500円(税込)となっています。

資格難易度

2019年に創設されたSDGs検定ですが、年々合格率は上昇傾向にあります。

過去問が出回っていたり、SDGsの認知度も上がっていることからこのような結果になっていることが推測されます。

2019年の合格率は約23.9%に対して2020年の合格率は約35%となっています。
引用元:SDGs検定【試験日】合格率や難易度 | 資格の一覧 JQOS.jp

申込定数

人数制限などは特に設けていません。

受験資格

年齢・学歴・性別・国籍による制限は一切ありません。

誰でもチャレンジできます。

合格通知

後日登録メールに合格証と合わせて配信されます。

SDGs検定の受験者と合格率の推移は上昇している

SDGs検定の合格率と受験者ですが、年々上昇傾向にあります。

SDGs認知度グラフ

この要因として挙げられるのは、近年のSDGsの注目度の高さです。
SDGsの取り組みや内容は詳しく理解していないが言葉を聞いたことがあるという人がここ数年で大幅に増加しています。

引用元:【SDGs認知度調査 第8回報告】SDGs「聞いたことがある」8割に急伸

SDGs検定はカンニングしてもいいのか?

SDGs検定の会場は自宅なのでカンニングを容易にすることができます。

しかし、カンニングをしては自分の実力を試すこともできませんし、それで資格を取ったとしてもSDGsに詳しくなったわけではありません。

ぜひ、自分の力で解いてみてください。

SDGs検定の受験対策4選

SDGs検定の問題数・配点・試験時間など

問題数 マークシート50問
受験料 ¥5,500
試験時間 10:30~12:00
合格水準 100点満点中70点

参考:SDGs検定【試験日】合格率や難易度 | 資格の一覧 JQOS.jp
参考:SDGs検定

SDGs検定の試験範囲

問題の構成としては基礎問題60%、応用40%程度で、SDGs検定の出題の範囲は予め掲載されています。

①SDGsとは

②SDGs採択までの歴史や現在の動向

③SDGsの内容(17のゴールや169のターゲットなどに関する事項)

④世界の課題を知る

⑤環境問題のみならず、世界の貧困・飢餓・福祉などの課題をSDGsの17のゴールと関連させて出題

⑥誰がSDGsに取り組むのか

⑦SDGsのゴールを誰がどのように取り組んでいくのかについて、SDGsの基本的理解をしたうえで、応用力を試す出題

全問マークシート問題ですが、5択の問題が多く、ボリュームが多いのが特徴です。

またマークシートの回答数は50個ですが、問題数は50個ではなく、1問に対して回答が2個以上のものも複数あるため、しっかりとした理解が必要です。

参考:【SDGs検定】過去問題から見る出題傾向と対策【合格までの完全ロードマップ】

SDGS検定の出題問題例

第1問
以下の文章は、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の一節です。【 】にあてはまる最も適切な語句を選んでください。

今日我々が発表する17の持続可能な開発のための目標(SDGs)と、169 のターゲットは、この新しく普遍的なアジェンダの規模と野心を示している。これらの目標とターゲットは、ミレニアム開発目標(MDGs)を基にして、ミレニアム開発目標が達成できなかったものを全うすることを目指すものである。これらは、すべての人々の人権を実現し、【 】を達成することを目指す。これらの目標及びターゲットは、統合され不可分のものであり、持続可能な開発の三側面、すなわち経済、社会及び環境の三側面を調和させるものである。これらの目標及びターゲットは、人類及び地球にとり極めて重要な分野で、向こう15年間にわたり、行動を促進するものになろう。

解答は以下の選択肢から

各国固有の歴史の上に成り立つ差別撲滅
行き過ぎた資本主義がもたらした経済格差の是正
ジェンダー平等とすべての女性と女児の能力強化
先進国と発展途上国が平等な発言力をもつこと

正解は3番目の「ジェンダー平等とすべての女性と女児の能力強化です。

▼このような過去問題はこちらのサイトから見ることができます。
SDGs検定【過去問チャレンジ】 | 資格の一覧 JQOS.jp

SDGs検定合格のための参考書(テキスト)

SDGs推進士業協会が公式に推奨している参考書の3選です。

このほかにもSDGsに関連する書籍というのは多数存在します。

▼詳しくはこちら
《知らなきゃ損》SDGsのおすすめ書籍12選|大人向け・学生向け・児童向けを年代別に紹介

『SDGsビジネス戦略 企業と社会が共発展を遂げるための指南書(ピーターD.ピーダーセン、竹林征雄 著 日刊工業新聞社 出版)

▼購入はこちらから
SDGsビジネス戦略-企業と社会が共発展を遂げるための指南書- | ピーター D. ピーダーセン, 竹林 征雄 |本 | 通販 | Amazon

『SDGs(持続可能な開発目標)』(蟹江宣史 中公新書 出版)

▼購入はこちらから
SDGs(持続可能な開発目標) (中公新書) | 蟹江 憲史 |本 | 通販 | Amazon

『未来を変える目標SDGsアイディアブック』(一般社団法人Think the Earth)

▼購入はこちらから
未来を変える目標 SDGsアイデアブック | Think the Earth, 蟹江憲史(慶應義塾大学大学院 教授), ロビン西(マンガ) |本 | 通販 | Amazon

おすすめのSDGs関連検定2選

CSR検定

CSR検定とは、現在日本社会やビジネスはグローバル化・国際化が起こっています。

そんな激動する国際社会の中で多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるための検定となっています。

▼詳しくはこちらから
《徹底解説》CSR検定とは?|取得までの流れやおすすめのテキストを級別に紹介

eco検定

環境社会検定試験(eco検定)®は、
・多様化・複雑化する環境問題を幅広く体系的に学べる
・SDGsを理解するための環境基本知識が学べる
・環境教育の入門編として、多様な業種・職種の方々が受験している
これらの特徴があり、多くの企業で推進されています。

▼詳しくはこちらから
eco検定(環境社会検定試験)® | eco検定とSDGs

まとめ

今回はSDGs検定について紹介しました。

SDGsの知識をつけることは今後の社会において必ずみなさんの強みになってくることだと思います。

これを期にSDGsについて深く勉強し、SDGs検定を取得してみるのもいいかもしれません。

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