SDGs検定に合格するための基本情報-日程・難易度や対策方法まで紹介

#SDGs#企業 2021.09.13

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【更新日:2022年10月11日 by ナオ

日本には一般社団法人SDGs推進士業協会がおこなっている「SDGs検定」というものがあることをご存知でしょうか。

多くの企業や個人がSDGsについての取り組みを推進しており、SDGsの認知度が高まるとともにこのSDGs検定の重要性が増しています。

今回は、SDGs検定について紹介し、SDGs検定の概要から合格するための対策方法を徹底解説します。

SDGs検定とは

「SDGs検定」とは、「一般社団法人SDGs推進士業協会」が主催している検定です。SDGs推進士業協会は理念として「士業の力を集結し、持続可能な世界を実現」を掲げ、『士業の力を結集し、持続可能な世界を実現する』という使命のもと、SDGsが掲げる目標に貢献しています。

「SDGs検定」はSDGsの普及促進を目的に、SDGsの基本的な理解から世界で起こっている課題やその取り組みに関する幅広い知識の習得を目指しています。

2019年に創設されたSDGs検定ですが、合格率は年々上昇傾向にあります。
JQOS.jpによると、2019年の合格率23.9%に対して、2020年の合格率は35%とのことです。

過去問が出回っており、SDGsの認知度も上がっていることからこのような結果になっていることが推測されます。

【2022年版】第10回SDGs検定の概要

出典:SDGs検定を受講する

試験日時 2022年10月30日(日)一斉開催
試験時間 10:30〜12:00
受験会場 WEB上での検定試験になります(試検URLはこちら)
※メールアドレスのお間違いがないようにご注意下さい。
登録期間 2022年8月1日(月)から 2022年10月28日(金)PM12:00 まで
受験費用 5,500円(税込)
【SDGs検定 受験規約】をよく読みご登録下さい。
本登録は規約に同意したものとみなします。
申込定数 人数制限無し
受験資格 学歴・年齢・性別・国籍による制限は一切ありません。
問題数 マークシート50問
合格水準 100点満点中70点
合格通知 後日登録メールに合格証とともに配信します。
※採点後については、合格・不合格の結果のみ通知し、不合格だった受検者には、AからDの区分を通知いたします。
点数および設問ごとの正誤は開示いたしませんので、ご了承ください。

SDGs検定を受ける4つのメリット

SDGsに取り組むことによるメリットを理解されている方は多くいることかと思います。

では、SDGs検定を受けるメリットとはいったい何でしょうか。
ここでは4つのメリットについて紹介します。

▽SDGsに取り組むメリットについて詳しくはこちら
▶関連記事|SDGsがもたらすメリットとは?企業・個人が得られるメリットを紹介>>

メリット1|現代社会に詳しくなれる

SDGs検定の出題範囲は、SDGsに関する問題だけでなく、SDGsにまつわる世界の課題など多岐にわたるため、現代社会に詳しくなれるというメリットがあります。

この検定を受験することで、SDGsそのものの理解が深まることはもちろんのこと、現在の世界情勢の理解は必須なので、ESG投資、パリ協定などを背景とした企業の環境や社会への責任など横断的な知識を身につけることができます。

メリット2|仕事の幅が広がる

SDGs検定を所有していることで新しいプロジェクトの中心になれる可能性があるのはもちろんのこと、サスティナブル部署のような部署に異動できる可能性も出てきます。

企業の中では今後の活動やサービスの展開のためにSDGsの推進を進める部署を新たに立ち上げる動きを見せているところも多く、まだ実務家の有識者が少ない分野なので、先行者優位を掴める可能性は大いにあります。

メリット3|社外での活動の幅が広がる

SDGs経営の浸透率はまだ日本で高くないため、企業の枠を超えたセミナーやワークショップなどでの交流が多く行われています。

SDGsという共通の話題を持つことで、普段なら関わることない社外の方々、特に異業種との交流のチャンスをもてます。

しかし、SDGsに取り組んでいてもその実態が伴っていないという企業事例が散見されるようになっています。これが「SDGsウォッシュ」といわれ問題視されています。

社外で活動した際にSDGsウォッシュと見なされないためにも、SDGs検定を保持することは非常に重視されるポイントになるでしょう。

▽SDGsウォッシュについて詳しく知りたい方はこちら
▶関連記事|《徹底解説》SDGsウォッシュとは?3つの事例や気をつけるべきポイントを紹介>>

メリット4|就職活動で有利になる

今後SDGsに取り組みたいと考える企業が多い日本では、就職活動または転職活動の際にSDGsについての詳しさをアピールできるSDGs検定は非常に強力な武器になります。

また近年では資格の欄に記入できるだけでなく、エントリーシートの設問としてSDGsに関する知識が問われるものがあったり、面接でSDGsに関する考え方を問われることも少なくないため、SDGsに関する知識を付けることは大きなアドバンテージに繋がります。

▼SDGs人材について詳しく知りたい方はこちら
▶関連記事|《必見》人材育成に用いられるSDGs|育成メリットから研修の紹介まで>>

SDGs検定の受験対策 3選

SDGs検定を受けるメリットが理解できたでしょうか。

では実際にSDGs検定を受ける際の対策方法を3つ紹介していきます。

SDGs検定の試験範囲を把握する

SDGs検定の問題の構成としては、基礎問題60%、応用40%程度となっています。
SDGs検定の出題範囲は予め掲載されています。

  1. SDGsとは
  2. SDGs採択までの歴史や現在の動向
  3. SDGsの内容(17のゴールや169のターゲットなどに関する事項)
  4. 世界の課題を知る
  5. 環境問題のみならず、世界の貧困・飢餓・福祉などの課題をSDGsの17のゴールと関連させて出題
  6. 誰がSDGsに取り組むのか
  7. SDGsのゴールを誰がどのように取り組んでいくのかについて、SDGsの基本的理解をしたうえで、応用力を試す出題

全問マークシート問題ですが、5択の問題が多く、ボリュームが多いのが特徴です。

またマークシートの回答数は50個ですが、問題数は50個ではなく、1問に対して回答が2個以上のものも複数あるため、しっかりとした理解が必要です。

SDGs検定の出題例を解いてみる

こちらのサイトではSDGs検定の過去問が掲載されています。

実際の試験を受ける前に、試しに過去問を解いてみてみると、感覚を掴め、対策がしやすくなるでしょう。

以下に例題を1問掲載しているので、興味のある方はぜひ解いてみてください。

出題例

以下の文章は、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の一節です。【 】にあてはまる最も適切な語句を選んでください。

今日我々が発表する17の持続可能な開発のための目標(SDGs)と、169 のターゲットは、この新しく普遍的なアジェンダの規模と野心を示している。これらの目標とターゲットは、ミレニアム開発目標(MDGs)を基にして、ミレニアム開発目標が達成できなかったものを全うすることを目指すものである。これらは、すべての人々の人権を実現し、【 】を達成することを目指す。これらの目標及びターゲットは、統合され不可分のものであり、持続可能な開発の三側面、すなわち経済、社会及び環境の三側面を調和させるものである。これらの目標及びターゲットは、人類及び地球にとり極めて重要な分野で、向こう15年間にわたり、行動を促進するものになろう。

解答は以下の選択肢から

  • 各国固有の歴史の上に成り立つ差別撲滅
  • 行き過ぎた資本主義がもたらした経済格差の是正
  • ジェンダー平等とすべての女性と女児の能力強化
  • 先進国と発展途上国が平等な発言力をもつこと

正解:「ジェンダー平等とすべての女性と女児の能力強化」

SDGs検定合格のために参考書(テキスト)を読む

SDGs検定では、SDGsに関するさまざまな問題が出題されます。
知識をつけるためにも、SDGsの参考書やテキストを読むことは非常に有効です。

以下3つの本はSDGs推進士業協会が公式に推奨している参考書になります。

タイトル 著者 出版社 購入リンク
『SDGsビジネス戦略 企業と社会が共発展を遂げるための指南書』 ピーターD.ピーダーセン、竹林征雄 日刊工業新聞社 SDGsビジネス戦略-企業と社会が共発展を遂げるための指南書- 単行本 – 2019/3/1
『SDGs(持続可能な開発目標)』 蟹江宣史 中公新書 SDGs(持続可能な開発目標) (中公新書) | 蟹江 憲史 |本 | 通販 | Amazon
『未来を変える目標SDGsアイデアブック』 一般社団法人Think the Earth 未来を変える目標 SDGsアイデアブック 単行本 – 2018/5/8

 

このほかにもSDGsに関連する書籍というのは多数存在します。

▼SDGsの書籍について詳しく知りたい方はこちら
▶関連記事|《知らなきゃ損》SDGsのおすすめ書籍12選|大人向け・学生向け・児童向けを年代別に紹介>>

その他のSDGs検定3選

SDGs検定以外にも、SDGsの知識やスキルを測れる資格・検定は多くあります。

ここではとくにメジャーな3つの検定を紹介します。

SDGsマイスター検定

SDGsマイスター検定はSDGsの基礎から応用、SDGs経営や世界の動きまでを3級から1級まで段階的に網羅して学べる検定です。

特徴は、日本で初めてSDGsの問題集を採用した検定である点です。
SDGsマイスター検定では、問題集に沿って問題が出題されます。

出典:SDGsマイスター検定

検定名 SDGsマイスター検定1~3級
監修 一般社団法人全国専門能力検定協会
料金 1級:110,000円(税込)
2級:16,500円(税込)
3級:11,000円(税込)
問題集 料金 3,850円(税込)
※検定は問題集の内容に沿って行いますが、問題集の購入は必須ではありません。
内容 1級:3級、2級の内容を踏まえ、様々な取組事例をもとにSDGsと企業経営を中心に学びます。

2級:SDGsの17ゴールから169の具体的なターゲットについて学び、基礎から応用までより深い知識を得られます。

3級:SDGs誕生の背景からSDGsの17のゴールより基本的な知識が得られます。

テスト形態 1級:レポート(記述)形式
2級:選択形式
3級:選択形式
テスト合格後付与されるもの SDGsマイスター検定各級電子認定証
SDGsバッジ

参照:SDGsマイスター検定

SDGs@ビジネス検定講座

SDGs@ビジネス検定は、環境・社会・経済の観点から今の地球の状況を広く知ってもらい、「SDGsの基礎的な知識を持っている」ことを示す知力検定です。

特徴としては、開講されているSDGsの講座を受講し、その内容に即した問題が検定で出題される点です。

出典:SDGs@ビジネス検定講座

検定名 SDGs@ビジネス検定講座
監修 一般社団法人SDGs活動支援センター(SACS)
料金 3,300円(税込)
問題集 料金 3,850円(税込)
※検定は問題集の内容に沿って行いますが、問題集の購入は必須ではありません。
内容 1章:SDGs総論

2・3章:社会課題と主なゴール

4章:経済課題と主なゴール

5章:環境課題と主なゴール

6章:パートナーシップ

7章:まとめ

学習期間 6ヶ月
テスト合格後付与されるもの 合格証

参照:SDGs@ビジネス検定講座

SDGs大学カタリスト認定講座

SDGs大学カタリスト認定講座とは 、SDGsを初めて学ぶ方向けの講座です。

この講座の特徴は、3時間の講座で終わるだけでなく長期的にSDGsを学習できる点です。
例えば、SDGs大学プラットフォームでカタリストの活動報告を通じた継続学習や、カタリスト資格の上位資格の「一般社団法人SDGs大学認定アドバイザー資格講座」の設置など、さまざまなプログラムが用意されています。

検定名 SDGs大学カタリスト認定講座
監修 一般社団法人SDGs大学
料金 8,800円(税込)
問題集 料金 3,850円(税込)
※検定は問題集の内容に沿って行いますが、問題集の購入は必須ではありません。
内容 ・SDGsって何ですか?17の目標

・SDGsにいたる歴史背景

・MDGsからSDGsへ

・5つのP

・「社会」「経済」「環境」

・サステナブルな社会

・エシカル消費

講座時間 約3時間
テスト合格後付与されるもの カタリスト認定証

参照:一般社団法人SDGs大学

おすすめのSDGs関連検定 3選

近年CSRなどをはじめとした、SDGsに似た分野の検定も増加しています。

ここではSDGsに関連した内容の検定を3つ紹介します。

CSR検定

現在日本では、社会やビジネスにおいてグローバル化が起こっています。

CSR検定は、そのような激動する国際社会の中で、多くの企業や組織が持続可能になるための検定となっています。

▽CSR検定について詳しくはこちら
▶関連記事|《徹底解説》CSR検定とは?|取得までの流れやおすすめのテキストを級別に紹介>>

eco検定

環境社会検定試験(eco検定)®では、「多様化・複雑化する環境問題を幅広く体系的に学べる」「SDGsを理解するための環境基本知識が学べる」「環境教育の入門編として、多様な業種・職種の方々が受験している」というような特徴があります。

現在では株式会社セブン&アイ・ホールディングスなどをはじめ、多くの企業で推進されています。

▽eco検定について詳しくはこちら
eco検定(環境社会検定試験)® | eco検定とSDGs

環境再生医資格認定

環境再生医とは、自然環境保全や再生活動において、自身の専門性と自然環境に関する知識を基礎に、地域住民や行政・教育機関・企業・専門家などとの協働を推進できる人材です。

この資格には、初級・中級・上級があり、「書類審査」「公式テキスト試験」「講習試験」「プレゼンテーション試験」「レポート試験」が課されています。

これまでの認定者の中には、大学や専門学校にて環境系授業や講義の講師として活躍している人や、NPOや市民団体の代表やスタッフとして活躍している人もいることから、非常に実践的な認定資格であると言えます。

▽環境再生医資格認定
環境再生医資格認定(特定非営利活動法人 自然環境復元協会) | 総合環境政策 | 環境省

まとめ

今回はSDGs検定について紹介しました。

SDGsの知識をつけることは今後の社会において必ずみなさんの強みになってくることだと思います。

これを期にSDGsについて深く勉強し、SDGs検定を取得してみるのもいいかもしれません。

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