【更新日:2023年11月19日 by 田所莉沙】
っzSDGs目標12は持続可能なモノの生産や消費を目指した目標です。この目標は、限りのある資源を長く有効活用するために定められました。
現在、世界では多くの食品が食べられず捨てられる「食品ロス」が問題になっています。一方で一部の国では、食料不足により飢餓に陥ってしまうなど、格差が拡大しています。また世界各国でプラスチックごみが海に流れ出て、海洋環境へ悪影響も与えています。
この記事では、SDGs目標12の内容や、世界・日本における現状、解決に向けた取り組みなどを解説していきます。
【この記事で分かること】 |
見出し
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とは
まずはSDGs目標12の内容や、達成に向けて設定されたターゲットについて、説明していきます。
SDGs12「つくる責任つかう責任」の内容
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」は、持続可能なモノの消費や生産を目指した目標です。この目標は、次の世代にも地球をつなげるために、資源やエネルギーを大切にすることを目指していきます。
世界には、たくさんの資源やエネルギーが存在しており、私たちは商品や資源を使用して、生活しています。しかし技術の発展に伴い、世界の人々が消費する資源の量が増加しています。とくに大量に生産し、消費する際に発生する問題として挙げられる「食品ロス」は、SDGs目標12に関連する問題です。
ただ資源やエネルギーの消費量が増加しているだけではなく、廃棄物の焼却や埋め立て問題など、環境問題も発生しています。限りある資源を長期的に使用できるよう、自然を考慮した取り組みを実施する必要があります。
関連記事:食品ロスとは?原因や日本と世界の現状、家庭でできる対策を紹介
SDGs12「つくる責任つかう責任」のターゲット
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」は、持続可能な消費と生産方法を確立することを目指し、11個のターゲットが設けられています。
SDGs目標12を達成するためには、あらゆるモノを製造する際に持続可能な製造方法を用いたり、貴重な天然資源を有効活用したりなどの目標が定められています。
そのほかにも再利用やリサイクルを促進することや廃棄物を管理することなどが挙げられます。SDGs目標12のターゲットについて、詳しくは下記の表をご覧ください。
12.1 | ・持続可能な消費と生産のための10年計画を推進する。 ・10年計画は、先進国が積極的に取り組み、全国で対策を進める。 |
12.2 | ・2030年までに天然資源を適切に管理する。 ・天然資源が長期的に使用できるようにする。 |
12.3 | ・2030年までにお店や家庭で排出されるゴミの量を半分に減少させる。 ・農作物などの収穫後や生産・供給時に食品が捨てられないようにする。 |
12.4 | ・2020年までに国際的な取り決めに基づいて、化学物質やごみを適切に管理する。 ・化学物質などが人々の健康と自然環境に悪影響を与えないようにする。 |
12.5 | ・2030年までにごみの発生を防ぐ。 ・再利用やリサイクルを通じてごみの量を大幅に削減する。 |
12.6 | ・大企業やさまざまな国に支店をもつ会社が、地球を考慮した取り組みを実施する。 ・企業が報告するレポートに、持続可能な社会の実現に向けた取り組みに関する情報を含める。 |
12.7 | ・国の政策や優先事項にしたがって、持続可能な方法で、ものやサービスを購入する。 |
12.8 | ・2030年までに人々があらゆる場所で持続可能な開発と自然との調和についての情報と意識を持つ。 ・すべての人々がさまざまな場所で持続可能な開発や、自然と調和した暮らし方に向けて、意識を高める。 |
12.a | ・発展途上国が地球を考慮した、持続可能なモノの生産や消費を行っていく。 ・持続可能な生産や消費を実施するために、技術をさらに発達させていく。 |
12.b | ・都市部以外の地域や地方にて働く場を増やし、地方の特産物や文化を広める。
・地方における観光業について、普及する際に地球を考慮した方法で、文化や特産物を広めていく。 |
12.c | ・資源の無駄づかいをやめる。 ・石油などの化石燃料に対する補助金の制度を改める。 ・国ごとに税金の制度を改定したり、環境に悪影響を与えるような補助金制度を徐々になくしていったりすることで、化石燃料が適切な価格で取り引きされるようにする。 ・発展途上国において、特定の地域で暮らす人々の生活環境などに被害が出ないよう、開発していく際に注意しながら地域を発展させていく。 |
引用:外務省公式サイト
SDGs12に関する世界の現状と問題点
つぎにSDGs目標12における世界の現状や問題点について、説明していきます。
年間25億トンの食品が捨てられている|食糧不足により飢餓も発生
世界の食品ロスの現状は、非常に深刻です。2021年の段階では毎年25億トンもの食品が捨てられています。これはコンビニやスーパーマーケット、レストランなどで提供される食品の一部が食べることなく廃棄されることなどが主な要因となっています。
また発展途上国などの一部の国では、食糧不足により飢餓が発生しています。とくにアフリカやアジア大陸に位置する国の人々の多くが、飢餓状態に陥っています。2022年の段階では、サハラ以南のアフリカで暮らす人のうち、1億4,600万人が食料不足となっており、深刻な問題です。
これらの問題を解決するために、私たち一人ひとりの食品ロスを減らす行動が必要です。
関連記事:食品ロスのデータ5選-日本や世界の食品ロスの現状や推移を解説
年間21億トンのゴミが捨てられている|環境破壊の原因に
世界各国で廃棄される食品のほかにも、多くのごみが発生しています。2019年において、世界で排出されたごみの量は約21億トンであり、そのうち全体の16%しかリサイクルできていません。とくに中国やインド、アメリカで多くのごみが排出されており、今後人口増加に伴って増加すると見込まれています。
さらにごみの排出は、地球環境にも悪影響を与えています。たとえばごみが発生した際、焼却炉などを用いて燃やす必要があります。その際に発生する二酸化炭素は、地球温暖化を促進する原因の一つです。
ごみを大量に排出することで環境汚染が深刻化し、さまざまな環境問題につながります。環境問題を悪化させないよう、ごみの排出量を減らしたり、3R(スリーアール)を意識してみたりと、日頃から気を配ることが大切です。
3R(スリーアール) …リデュース、リユース、リサイクルという3つの単語の総称のこと。それぞれ「ごみを発生させない」・「ごみを出さない」・「ごみを生かす」という意味で用いられる。 |
約3億5,300万トンものプラスチックが海洋に流れ込んでいる
近年では、多くの商品にプラスチック製品が使用されています。便利である一方、多くのプラスチックごみが排出されており、海に流れ込んでしまっています。経済協力開発機構(OECD)が調査した結果、2019年に発生したプラスチックごみの量は、3億5,300万トンでした。プラスチックごみは年々増加傾向にあり、2060年には10億トンを超える量のごみが排出される見込みです。
プラスチックごみが増えるにもかかわらず、リサイクルされる量はあまり多くはありません。2019年におけるプラスチックごみのリサイクル率はわずか9%でした。
プラスチックごみが増加することで、海などの自然環境が変化し、海で暮らす生き物や植物にも悪影響を与えてしまいます。これらの問題を解決するためには、私たち一人ひとりがプラスチックの使用について考え、行動を起こすことが求められています。
SDGs12に関する日本の現状と問題点
続いて日本におけるSDGs目標12の現状や問題点について、説明していきます。
年間523万トンの食品が捨てられている
日本においても、多くの食品が食べることなく捨てられている現状があります。農林水産省の調査の結果、2021年における食品ロス量は523万トンでした。この数値は年々減少傾向にあるものの、いまだに多くの食品が捨てられています。
「食品ロス」には「事業系食品ロス」と「家庭系食品ロス」という2つの種類に大きく分類できます。それぞれ飲食店など事業を通じて排出される食品ロスと、家庭から排出される食品ロスを意味します。2021年における食品ロス量は、家庭系食品ロスが244万トン、事業系食品ロスが279万トンでした。
日本での食品ロス量を減らすためには、家庭で必要以上に食べ物を調理しないようにしたり、食品の生産時に大量生産を避けたりと工夫が必要です。
関連記事:食品ロスは日本でどのくらい出ている?-原因から取り組みまで徹底解説
関連記事:食品ロスによる環境への問題点-食品ロスの問題点、原因、対策を紹介
年間4,095万トンのゴミが捨てられている
日本では、ごみの排出量も問題の一つです。食品ロスの量が削減されているのと同様に、ごみの量も年々減少傾向にあるものの、いまだに大量のごみが発生しています。実際に2021年におけるごみの排出量は4,167万トンでした。2019年と比較すると約1.7%%削減しており、日本国内のリサイクル率も増加しているものの、ごみの量は依然多いままです。
国内で発生するごみが増えることで、ごみを処理する施設が足りなくなったり、適切にごみが捨てられず環境汚染につながったり、さまざまな問題が生じていきます。
今後さらにごみの量を減らすためには、リサイクル率を高めることや、ものを再利用することが必要です。
年間で824万トンのプラスチック廃棄物が発生し、海洋へプラごみが流れている
日本で発生するごみの中でもとくにプラスチックごみは、環境に悪影響を与えています。2021年には年間で824万トンものプラスチックごみが排出されました。
プラスチックごみにおいてもリサイクルを行うことで、年々減っているものの、多くのごみが海へ流れ込み、海洋の自然環境を悪化させるだけではなく、海岸を汚し人々の生活環境をも悪化させています。
プラスチック廃棄物の多くは、使い捨ての商品から発生しています。SDGs目標12を達成するためには、私たち一人ひとりがプラスチック製品の使用を減らし、リサイクルを積極的に行うことが求められています。
関連記事:SDGs目標14の現状と課題|達成に向けた取り組みを事例とともに紹介!
再エネへのシフトが進まず、他国から天然資源を大量に輸入し消費している
日本は他国と比べても天然資源が乏しい国です。そのためエネルギー自給率が低く、石炭や天然ガスのような化石燃料を海外から輸入しています。2020年の段階で、日本の電力自給率は11.3%でした。アメリカやイギリスなどの国々と比較しても、日本はかなり自給率が低いということがわかります。
化石燃料を海外の輸入により依存している日本では、化石燃料由来のエネルギーが約80%以上を占めています。一方で太陽光などの再生可能エネルギーは、供給されるエネルギー割合のうち約10%しかありません。
エネルギー自給率が低いと、万が一化石燃料などのエネルギー資源が枯渇したり、国際情勢が悪化したりした場合、安定して電力を供給できなくなります。安定したエネルギーを提供し続けるためには、再生可能エネルギーを導入し、化石燃料ではなく再生可能エネルギーによる電力へシフトしていくことが大切です。
SDGs12達成のためにできること5選|個人の取り組み事例
つぎにSDGs目標12を達成するために、わたしたちができることについて紹介していきます。
関連記事:食品ロスの対策を紹介-政府・企業・個人の対策を網羅的に解説
関連記事:食品ロス対策アプリ&通販サイト10選-食品ロス対策を徹底解説
3R(リユース・リデュース・リサイクル)を意識して生活する
3Rとは「Reduce(リデュース)」、「Reuse(リユース)」、「Recycle(リサイクル)」という3つの単語の頭文字から成る言葉です。この3つの取り組みを意識することで、SDGs目標12の達成に貢献します。
たとえば必要以上に料理をつくらないことや無駄に印刷しないことは、「Reduce」に該当します。また使い捨て商品を使わないようにしたり、プラスチック製品をリサイクルに出したりすることも、「Reuse」や「Recycle」につながる取り組みです。
このように3Rを意識した生活は、ごみの排出を減らすことにもつながり、環境への負荷も減らすことができます。
Reduce(リデュース) | 物を大切に使い、ごみの排出量を減らすこと。 |
Reuse(リユース) | すぐに物を捨てずに、繰り返し使うこと。 |
Recycle(リサイクル) | ごみを別の資源として、再び使用すること。 |
食品ロスを出さないようにする
身近にできることとして、食品を無駄にせず、食品ロスを出さないようにすることもSDGs目標12の実現につながります。
たとえば食材を買いに行く前に、冷蔵庫の中を確認し、必要な食材だけを購入するようにしましょう。また食事をつくるときには、賞味期限・消費期限が近づいているものを積極的に使用することで、食材を無駄にすることなく食べられます。
ほかにもレストランなどで外食をするときには、食べ切れる量を注文するなど工夫が必要です。食べきれない場合は持ち帰って家で食べることも検討してみましょう。
エネルギー効率の良い製品や省エネ家電を選ぶ
日々の生活でできることとして、毎日使用する家電をエネルギー効率のよい製品や、省エネルギー家電に買い替えることも、SDGs目標12の達成につながります。
たとえば、家電製品を購入する際には、エネルギー消費効率やCO2排出量が少ない「エコ家電」を選ぶことが重要です。エコ家電は、同じ機能を維持しつつ、エネルギー消費が少ないため、環境負荷が低くなります。
実際にお店で購入する際には、「省エネラベル」を参考にすることで、より環境への負荷が少ない家電製品を選べます。ぜひ参考にしてみてください。
プラスチック製品の使用を減らす
またごみを減らす方法として、プラスチックごみの削減があります。プラスチックごみは、さまざまなものや場所で用いられており、生活の中で意識することで排出量を減らせます。
たとえば通学や通勤など出かけるときに水筒やマイストローを使うことです。毎日飲み物を買う際に自動販売機のペットボトルを買うのではなく、水筒に入れて持ち歩くことで、プラスチックごみを減らすことができます。また水筒を持ち歩くことで、お金の節約にもつながります。
ほかにも買い物をする際にマイバッグを用いることで、さらにプラスチックごみが排出されません。またスーパーに設置されているポリ袋を使いすぎないことも、私たちがごみの削減のためにできることの一つです。
地元の商品を購入する
食品などを購入する際に、地元の商品を購入するという取り組みもSDGs目標12の達成につながる行動です。自身が暮らす地域でつくられた商品を購入することで、長距離輸送による二酸化炭素の排出量を減らすとともに、地域経済の活性化に貢献します。
また地元の農産物を購入することは、二酸化炭素の排出量を減らすだけではなく、新鮮な野菜や果物を摂取することができます。また地元の工芸品や衣料品を選ぶことで、伝統的な技術の継承や地域の特色を守ることにもつながります。
SDGs12の企業の取り組み事例3選
続いて日本の企業がSDGs目標12の達成に向けて行っている取り組みについて、紹介していきます。
関連記事:企業の食品ロス削減への取り組み10選-食品ロスの現状や原因も解説
イオングループ|食品ロスの削減
イオングループは、SDGs目標12の達成に向けて「食品ロス削減」に力を入れています。また長期的な目標として、2025年までに食品廃棄物を半減することを目指し、さまざまな取組を行っています。たとえば食品の売れ残りが出ないよう、グループ全体で廃棄された量を把握し、売れ残らないように消費者が購入しやすいサイズに変えるなど工夫しています。
またごみの分別を17種類に分類し、可能な限りリサイクルして新たな資源として有効活用しています。実際に2021年度における生ごみのリサイクル率は96.3%でした。今後も多くのステークホルダーや消費者とのコミュニケーションを通じて、食品ロスの削減を目指していきます。
ユニクロ|RE.UNIQLO
ユニクロは、ユニクロの製品を服として着るだけではなく、多くの場で活躍できるように商品をリサイクル・リユースする「RE.UNIQLO」を実施しています。
「RE.UNIQLO」では、消費者が購入し、着なくなった服を回収し、新しい商品として販売していきます。これにより限りある資源を有効活用しつつ、環境への負担も軽減しています。
また一部の商品は難民へ衣料を支援したり、二酸化炭素排出量の削減に役立つ代替燃料として活用したりと、さまざまな取り組みを行っています。
メルカリ|サーキュラーエコノミーを取り入れた事業を実施
メルカリはSDGs目標12の達成に向け、サーキュラーエコノミーを取り入れた事業を積極的に推進しています。「サーキュラーエコノミー」とは、事業を行う際に資源を有効活用し、リサイクルや再利用を行うことでサービスや商品を提供するシステムのことです。
メルカリでは、梱包材として何度も繰り返し使うことができる「メルカリエコパック」を2019年に配布しました。浸水しにくく、外からの衝撃を吸収するため、中に梱包した商品を傷つけることなく配送できます。
SDGs12に関する世界の取り組み事例3選|国や企業の取り組み
最後に世界で実施されているSDGs目標12の実現を目指した取り組みについて、紹介していきます。
デンマーク政府|UN17 Village
デンマークは世界の中でも、SDGsの達成度が高い国です。2022年における世界のランキングでは、デンマークは2位に位置しています。
SDGsの達成度が高いデンマークが、持続可能な社会を実現するための政策として取り組んでいるのが「UN17 Village」の建設です。「UN17 Village」とは、国際連合が採択した17個のゴール(SDGs)のうち、すべての目標の実現を目指した建築プロジェクトのことです。
「UN17 Village」では、建設時に発生するごみの量を減らすため、資源を無駄なく使用して建物などの建設を行います。そのほかにも二酸化炭素の排出量が少ないセメントを使用したり、建物に断熱効果のある木材を用いたりと、環境への影響を考慮しながら建設しています。
LEGO|商品にリサイクル素材を活用
LEGOはデンマークに本社を置き、世界各国で製品を販売している会社です。事業を展開しつつ、地球の環境を考慮し、持続可能な商品の開発に力を入れています。
たとえばリサイクル素材を活用した商品の製造です。ごみの排出量を削減するため、ペットボトルを資源として商品を製造しています。
またすべての商品の梱包をプラスチックから紙などの持続可能な素材へと変更することも目指しており、プラスチックの使用量を削減しています。
Patagonia|Worn Wearの取り組み
アウトドア用品を販売するPatagoniaでは、ごみの排出量を減らし、地球温暖化を抑制するための取り組みとして、「Worn Wear」に取り組んでいます。
「Worn Wear」とは、Patagoniaの製品をより多くの人に長く使ってもらうため、製品を修理・再利用し、交換する取り組みです。これにより製品を長く使うことができ、廃棄物の量を減らすことが可能になります。
まとめ
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」は、モノの生産や消費を持続可能なものにすることで、限りある資源を有効活用するために定められた目標です。近年では食品ロスや大量のごみの排出など、環境への負荷が大きくなっています。
環境に負荷を与えず、限りある資源を活用するためには、再利用やリサイクルなどの3Rを意識することや、エネルギーの節約を心がけることが必要不可欠です。
私たちも買い物に行く際に最低限の商品を購入したり、料理をつくりすぎないように気を配ったりと、身近にできることは数多くあります。みなさんも簡単にできることからはじめてみませんか。
SDGsCONNECT SEOライター。大学では文学を通じて、ジェンダーについて学んでいます。SDGsについて詳しくない人にとってもわかりやすく、かつ情報が正確な記事を書けるよう、心がけています。