『新語・流行語大賞』に「SDGs」「ジェンダー平等」などがランクイン -2021年はSDGs元年?

2021.11.04

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【更新日:2021年11月4日 by おざけん

2021年11月4日、その年に最も話題になった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が発表された。

Netflixで配信され世界的に注目された韓国ドラマ「イカゲーム」や人気ゲーム「ウマ娘」にあわせ、「SDGs」や「ジェンダー平等」「フェムテック」など、SDGsに関連したキーワードがランクインしている。

「新語・流行語大賞」は、2021年12月1日に年間大賞やトップ10が発表される予定になっている。

ノミネートされた30語は以下。

  1. イカゲーム
  2. うっせぇわ
  3. ウマ娘
  4. SDGs
  5. NFT
  6. エペジーーン
  7. 推し活
  8. 親ガチャ
  9. カエル愛
  10. ゴン攻め/ビッタビタ
  11. ジェンダー平等
  12. 自宅療養
  13. 13歳、真夏の大冒険
  14. ショータイム
  15. 人流
  16. スギムライジング
  17. Z世代
  18. チキータ
  19. チャタンヤラクーサンクー
  20. ととのう
  21. フェムテック
  22. 副反応
  23. ピクトグラム
  24. 変異株
  25. ぼったくり男爵
  26. マリトッツォ
  27. 黙食/マスク会食
  28. ヤングケアラー
  29. リアル二刀流
  30. 路上飲み

さまざまなメディアがSDGsについて報じるようになり、さらに企業がSDGsへの取り組みを積極的に開始している今、まさに社会がSDGsに注目していることが伺える結果となっている。

SDGsの認知度もあわせて増加し、ディップ株式会社 ディップ総合研究所が2021年2月10日~2021年2月15日に行ったインターネット調査によると約60%がSDGsについて認知していることが判明している。

関連記事:「《2021年 最新版》SDGsの認知度 |世代別、年別推移、国別まで網羅

あわせて注目したいのが、「ジェンダー平等」や「フェムテック」など、ジェンダーに関するキーワードがランクインしていることだ。「フェムテック」は女性(Female)とテクノロジー(Technology)をかけあわせた造語で、女性の健康や課題を解決できる製品やサービスを指す言葉だ。

近年では、生理痛の改善や不妊症対策、セクハラ予防など、フェムテックの分野で多くの製品やサービスが生まれている。

また、2021年10月31日投開票の衆議院選挙でも、各政党のマニフェストでジェンダー平等が掲げられたことも、「ジェンダー平等」の注目が高まった理由だろう。

「ジェンダー平等」はSDGsの17の目標のうち、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」で掲げられ、重要なテーマになっている。

関連記事:「《SDGs基礎》目標5「ジェンダー平等を実現しよう」を徹底解説

今後求められるのはSDGsにただ注目するのではなく、それぞれの企業、そして一人ひとりがSDGsの目的を理解し、持続的な社会を目指していくことだ。

SDGs CONNECTでは「SDGsと社会を繋ぐ」をビジョンに、SDGsをテーマに継続的に発信している。あわせてご覧いただきたい。

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