【更新日:2021年11月4日 by おざけん】
2021年11月4日、その年に最も話題になった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が発表された。
Netflixで配信され世界的に注目された韓国ドラマ「イカゲーム」や人気ゲーム「ウマ娘」にあわせ、「SDGs」や「ジェンダー平等」「フェムテック」など、SDGsに関連したキーワードがランクインしている。
「新語・流行語大賞」は、2021年12月1日に年間大賞やトップ10が発表される予定になっている。
ノミネートされた30語は以下。
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さまざまなメディアがSDGsについて報じるようになり、さらに企業がSDGsへの取り組みを積極的に開始している今、まさに社会がSDGsに注目していることが伺える結果となっている。
SDGsの認知度もあわせて増加し、ディップ株式会社 ディップ総合研究所が2021年2月10日~2021年2月15日に行ったインターネット調査によると約60%がSDGsについて認知していることが判明している。
関連記事:「《2021年 最新版》SDGsの認知度 |世代別、年別推移、国別まで網羅」
あわせて注目したいのが、「ジェンダー平等」や「フェムテック」など、ジェンダーに関するキーワードがランクインしていることだ。「フェムテック」は女性(Female)とテクノロジー(Technology)をかけあわせた造語で、女性の健康や課題を解決できる製品やサービスを指す言葉だ。
近年では、生理痛の改善や不妊症対策、セクハラ予防など、フェムテックの分野で多くの製品やサービスが生まれている。
また、2021年10月31日投開票の衆議院選挙でも、各政党のマニフェストでジェンダー平等が掲げられたことも、「ジェンダー平等」の注目が高まった理由だろう。
「ジェンダー平等」はSDGsの17の目標のうち、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」で掲げられ、重要なテーマになっている。
関連記事:「《SDGs基礎》目標5「ジェンダー平等を実現しよう」を徹底解説」
今後求められるのはSDGsにただ注目するのではなく、それぞれの企業、そして一人ひとりがSDGsの目的を理解し、持続的な社会を目指していくことだ。
SDGs CONNECTでは「SDGsと社会を繋ぐ」をビジョンに、SDGsをテーマに継続的に発信している。あわせてご覧いただきたい。