「コカ・コーラ」容器に100%リサイクルペットボトル採用|2030年には全商品を対象に

#SDGs目標12#SDGs目標14#SDGs目標15 2021.05.18

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引用:日本コカ・コーラのニュースリリース

日本コカ・コーラと、その関連会社で構成されるコカ・コーラシステムは5月13日、「コカ・コーラ」や「ジョージア ジャパン クラフトマン」などの旗艦製品に用いられる容器に100%リサイクルペットボトルを導入すると発表した。

100%リサイクルペットボトルが用いられた容器のラベルには「100%リサイクルペット」の表示をあわせて記載することで、消費者が店頭で環境負荷が低い商品を選べるように配慮するという。

切り替えは2021年5月31日から。1本あたり約60%、コカ・コーラシステム全体で年間約3万5000トンのCO2排出量、石油由来原料からつくられる新たなプラスチックを約3万トン削減できる見込み。

2020年の実績によると、同社の清涼飲料事業におけるリサイクルPET樹脂使用率は28%。計画が実行されれば、2022年のリサイクルPET樹脂使用率は50%にまで高まる計算だ。

コカ・コーラシステムは、2018年1月に発表した「容器の2030年ビジョン」に基づいて使用済みペットボトルを回収し、新たにペットボトルとして再生する「ボトルtoボトル」を推進している。2025年にはすべての製品の容器にリサイクルPET樹脂または植物性PET樹脂を使用する予定だ。

なお、アサヒ飲料や伊藤園など飲料メーカーで構成される全国清涼飲料連合会も、「ボトルtoボトル」推進に取り組んでいる。

この他にも、同社ではプラスチック循環型社会の実現に向けた啓発活動の一環として、リサイクル可能な製品パッケージへの「リサイクルしてね」ロゴ導入や、ラベルレス製品のテスト導入にも取り組んでいる。

2030年にペットボトル容器を100%サスティナブル素材(リサイクル樹脂使用率90%、植物由来樹脂使用率10%)に切り替えることが最終目標だ。

リサイクルにたどり着かなかったプラスチックがたどり着くのが、ごみの埋立地。日本ではこの最終処分場の寿命が残り20年を切っている。SDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」でも重視されているように、生産者と消費者の双方が天然資源の持続可能な管理に責任を果たす必要がある。

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