生駒市とエアークローゼットが公民連携|サステナビリティ教育を公立小学校にて実施

#ニュース記事 2023.03.03

この記事をSNSでシェア!

【更新日:2023年3月6日 by 中安淳平

株式会社エアークローゼット(以下:エアクローゼット)は日本最大級の女性向けファッションレンタルサービス「air Closet」を運営している。このサービスはスタイリストがセレクトした洋服を初月3900円からレンタルすることができ、似合わなかったり、着なくなればすぐに返却することも可能である。

エアークローゼットはこれまでサーキュラーファッション*の実現に向けて、衣服廃棄ゼロの達成や学校法人での講義、洋服制作プロジェクトなどの取り組みを行っていた。今回エアークローゼットは、「SDGs 未来都市」として経済、社会、環境に対してアプローチを行う奈良県生駒市と連携し、SDGs 12の「つくる責任、つかう責任」に関連した取り組みを行う。

サーキュラーファッション:循環を目的として作られた衣服、靴、アクセサーを指す

 

取り組みの詳細

エアークローゼットと生駒市は、衣服循環の実現を目指したサステナビリティへの取り組みとして2023年3月6日に生駒市立生駒小学校にて特別授業を実施する。授業内では、生徒たちが普段身に着けている洋服を取り巻く環境についてを説明し、持続可能な消費のあり方を考えるワークショップを行う。またシェアリングの考えや企業の取り組みについても紹介する。さらに生徒から不要になった洋服を回収し、エアークローゼットで検品とメンテナンスをした後に、2023年4月2日イオンモール奈良登美ヶ丘店にて衣服循環体験イベントを実施する。イベントでは小学校で回収した洋服を無料配布するとともに、循環型社会を啓発するポスターやSDGs についての掲示物を掲示し、子どもたちだけでなく、地域住民にも洋服が大切な資源として循環されるサーキュラーファッションについて学んでもらうことを目的としている。

この記事をSNSでシェア!

  • ランキング

    日本のLGBTの割合は人口の約10%-高校生での割合や海外との比較も紹介

    「SDGsは胡散臭い」と言われる5つの理由【解説】|原因から解決法まで徹底解説

    SDGsバッジをつけている人ってどんな人?購入方法やつける意味を解説

    新着記事

    アシックスの新しいランニングシューズNIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)

    SDGsの基礎知識

    食品ロスとは?原因や日本と世界の現状、家庭でできる対策を紹介

    もっとみる

    おすすめ

    サーキュラーエコノミーの創出『hide k 1896 コンポジット・テキスタイル展 2021』開催

    トヨタ、SDGs推進に向けた「Woven Planet債」発行で最大5000億円の調達へ|ウーブン・シティ開発にも資金投入

    未利用海藻を商品化した海藻スープ新発売!|一般社団法人東の食の会

    ユニクロ、錦織圭選手とのテニスを通じた次世代育成イベントを12月4日開催|社会の持続的な発展に貢献