JTBグループ、委員会を設置し、サステナビリティ強化|3つのマテリアリティを特定

#SDGs目標17#持続可能#環境 2022.01.25

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【更新日:2022年1月25日 by 大田守真

JTBグループは、サステナブルな経営を推進するにあたり、各部署を横断し連携した取り組みを行う「サステナビリティ委員会」を設置し、「心豊かで持続可能な社会の実現」を目指すため、サステナビリティ戦略を策定、優先的に取り組む3つのマテリアリティ
(重要課題)を特定した。

JTBグループの3つのマテリアティ

SDGsにおける17のゴールに関連する169のターゲットをベースに、社会課題とJTBグループの関係性から特に重要なターゲットを見つけ出し、マテリアリティを以下の通り特定した。

  1. 心豊かなくらし
  2. 人々をとりまく環境
  3. パートナーシップ

(1)「心豊かなくらし」

貢献するSDGsの目標:4, 8, 10
関連するSDGsの目標:5, 9

日常と非日常のあらゆる場面で、社内外のすべての人々が輝き続けることを応援し、サステナブルで心豊かになるくらし(余暇の充実、働きがい、学び、ダイバーシティ)に貢献する。

(2)「人々をとりまく環境」

主に関連するSDGsの目標:11,10
関連するSDGsの目標:3,6,7,13,14,15

新たな出会いや人々の相互理解につながる、交流の機会と場所を創造すると共に、かけがえのない自然・文化の魅力を維持しつづける。

(3)「パートナーシップ」

主に貢献するSDGsの目標:17

国内外における様々なネットワークを活用し、ステークホルダーとの絆をつなぐことで人々の心を動かすソリューションを提供する。

今後は、JTBグループがこれまで培ってきた人・企業・地域・社会とのネットワークを活用した、JTBならではのソリューションの提供により、お客様の感動・共感を呼び起こす交流創造事業を通じて、「交流」がもたらすプラスのインパクトを強化していく。

また、JTBグループはマイナスのインパクトの削減にも挑戦し、経営と事業を地球・社会と共生し続けられるレベルを目指す。

取り組みとして、ツーリズム業界におけるマイナスのインパクト(特に環境負荷)を重要な課題と認識し、JTBならではの3R活動(※1)を実施し、すべての活動は、社内の各部署を横断し連携した取り組みを行う「サステナビリティ委員会」において進捗管理を行い、透明性のある情報開示を行っていく。

(※1)
Responsible Business・Responsible Tourism ・Responsible Value Chains

 

JTB は今後も、「地球を舞台に、人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献する」という経営理念のもと、顧客にとっての感動や喜びと成果の実現を追求し、「価値ある出会い」を創造し続け、サステナブルな社会の発展に貢献していくとしている。

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