江戸川区、2100年を見据えて共生社会を目指す通称「ともプロ!」を開始

#SDGs未来都市#SDGs目標11#環境 2021.11.09

この記事をSNSでシェア!

【更新日:2021年11月9日 by 大森令賀

提供:江戸川区

江戸川区は11月4日、江戸川区民一人ひとりが「共生社会」に共感し、ともに「共生社会」への行動に繋げていくことを目的とした「ともに、生きる。江戸川区プロジェクト!」を開始した。

江戸川区は、2021年7月1日に子供たちが生きる2100年を見据えて、「ともに生きるまちを目指す条例」を策定しており、「人や環境などの全てのものと共生する社会の実現」を目指している。今回のプロジェクトを通して区民一人ひとりが「共生社会」について理解し、自分事として行動するための情報発信や関連施策を実施していく予定だ。

プロジェクトの始動に合わせ、11月1日よりスローガンとロゴ、エンブレムが公開されている。第1弾の取り組みとして、「共生社会」について解説した動画やオンラインコンテンツ、オリジナルポスターを展開する。プロジェクトの詳細は以下参照。

「ともに、生きる。江戸川区プロジェクト!」
・スローガン
「ともに、生きる。江戸川区」

・エンブレム

提供:江戸川区

・ロゴ

提供:江戸川区

・第1弾の取り組み概要
「共生社会に関する江戸川区オリジナル動画」

概要:2021年7月に施行された「ともに生きるまちを目指す条例」の中で描かれている人・社会・経済・環境・未来の5つをメインテーマに、江戸川区が目指す共生社会を分かりやすく動画で解説。
物語:同じ形のようでそれぞれ違うピースが重なり合い、1枚の絵が完成するパズルのように、生き方や考え方などがちがう人々が、お互いに認め合い、支え合うことがで「ともに生きるまち」が完成する。
動画URL : //www.youtube.com/watch?v=CsEJNzH_194
公開日:2021年11月1日(月)
公開場所:江戸川区公式 YouTube、江戸川区公式 SNS(Twitter、Instagram、Facebook、LINE)

「えどがわ未来クエスチョン!」

概要:江戸川区が行っている共生社会に向けての取り組みをクイズ形式 5 問出題。
クイズに答えながら、楽しく江戸川区が目指す「共生社会」について学べる。
公開日:2021年11月1日(月)
公開URL:https://www.edo-con.tokyo/edogawa_future_question/

・共生社会推進ポスター

提供:江戸川区

江戸川区は人口約70万人の自治体で、近年は外国人住民が都内で最多となるなど、多様性がある。2019年に、ユニバーサルデザインのまちづくり及び心のバリアフリーについて先導的かつ先進的に取り組んでいる自治体として、内閣官房より「先導的共生社会ホストタウン」に認定。2021年には SDGs 達成に向け、優れた提案を行った自治体として「SDGs 未来都市」に認定されている。11月下旬には、同プロジェクトの第2弾として、直木作家である石田衣良さんが直接書き下ろした、共生社会をテーマにした短編小説を公開予定。

SDGsの理念に従い、経済・社会・環境の3つの要素において持続可能な開発を進めている地域は、SDGs未来都市として国から選定される場合がある。江戸川区はまだ選定されていないものの、このような自治体の取り組みは確実に他の地域にも影響を与え、お互いを高めあう相乗効果が期待できる。何よりも、地域活性化は社会全体を活性化するための第一歩となる。今後の江戸川区の活動に注目したい。

この記事をSNSでシェア!

  • ランキング

    日本のLGBTの割合は人口の約10%-高校生での割合や海外との比較も紹介

    新着記事

    アシックスの新しいランニングシューズNIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)

    SDGsの基礎知識

    食品ロスとは?原因や日本と世界の現状、家庭でできる対策を紹介

    もっとみる

    おすすめ

    【ウェビナー・参加費無料】DataseedがESGデータドリブン経営に関するウェビナーを開催|市場評価され続ける企業のESGとは?

    いつもの“食べる”を考えるオトナの食育イベント「Think!FOOD」キッチンカーグルメ

    『新語・流行語大賞』に「SDGs」「ジェンダー平等」などがランクイン -2021年はSDGs元年?

    「ボトルtoボトル」の水平リサイクルを薬局で | 株式会社寺岡精工

    国連主催の刑事司法会議「京都コングレス」閉幕|SDGs達成に向けた司法制度の構築を国際協調で推進