コカコーラシステム、全国36箇所で計491袋のゴミを収集|ゴミ拾いSNS「ピリカ」を採用し、全国の海岸を清掃

#SDGs目標11#SDGs目標12#SDGs目標14#環境 2021.11.25

この記事をSNSでシェア!

【更新日:2021年11月25日 by 大森令賀

提供:北陸コカコーラボトリング

日本コカ・コーラをはじめとする計6社で構成される、コカコーラシステムは、同社が掲げる「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現に向けた活動の一環として、2021年10月7日〜10月31日にかけて「国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup : ICC)」に参加し、全国36か所、総勢約1,100名(パートナー含む)で清掃活動を実施、ごみ袋491袋分のごみを収集した。

今回の取り組みには、ゴミ拾いSNSとして世界111カ国で利用されている「ピリカ」が採用され、活動記録を投稿することにより各地で活動するメンバーの連帯感を高め、全国の清掃活動をタイムリーに可視化した。

コカコーラの活動記録はこちら

・ピリカとは
ピリカは、ごみ拾い活動を共有し、他人から「ありがとうボタン」を通してインプレッションをもらい、データとして可視化するというSNSアプリ。2011年5月15日にリリースし、現在111カ国から累計2億1千万個のごみが拾われている(2021年11月15日現在)。累計ありがとう数は1,000万弱となり、導入している企業・自治体・団体は800を超えている。

・国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup : ICC)とは
国際海岸クリーンアップは、全米一の海洋自然保護団体「オーシャン・コンサバンシー(Ocean Conservancy)」の主催で始まった世界最大規模の海岸クリーンアップキャンペーン。世界中で同時期(9~10月)に実施され、共通の方法で海岸ごみのデータを収集する。世界中から集まったデータは、世界のごみ問題解決のために活用されている。

ごみ問題はSDGsの中でも目標11「住み続けられるまちづくりを」や目標12「つくる責任つかう責任」に関係している。また、今回のコカ・コーラの取り組みは目標14「海の豊かさを守ろう」にも貢献する。私たちにも身近な企業の取り組みは、各個人の意識改革の部分にも寄与するものである。こうした取り組みが更に一般的に取り組まれることを期待する。

この記事をSNSでシェア!

  • ランキング

    SDGsレポートの例文を紹介-テーマの選び方から書き方を徹底解説

    「SDGsは胡散臭い」と言われる5つの理由【解説】|原因から解決法まで徹底解説

    LGBTの人が困ること14選-現状から解決策まで徹底解説

    新着記事

    “実はサステナブルだった”でいい|マッシュグループのウェルネスデザインに迫る

    SDGsの基礎知識

    食品ロスとは?原因や日本と世界の現状、家庭でできる対策を紹介

    もっとみる

    おすすめ

    LGBTQ+当事者の「声」が直接届くイベントがスタート|杉山文野さんなど著名人がパートナーに

    コロナ禍で廃プラの処理量「減少した」7割|現在は増加傾向

    SDGsの認知度は50%以上、10代は70%を突破。一方で内容理解に課題も|電通が「SDGsに関する生活者調査」を実施

    国土交通省、3D都市モデル開発プロジェクト「Project PLATEAU(プラトー)」よりオープンデータを公開|持続可能なまちづくりに向けた緻密なシミュレーションが可能に

    女性と社会に気づきを与えるキャンペーン「egg week」開催決定|女性活躍を支援するプロジェクト「W society」