ラグジュアリーファッションのシェアリングプラットフォーム「HIVE Collective」を展開する、株式会社HIVE Collectiveは、SBIインベストメント株式会社、ココナラスキルパートナーズ、90s、株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン、その他個人投資家等を引受先として、約1.2億円の資金調達を実施いたしました。
HIVE とは
HIVEは、ラグジュアリーブランドの洋服・バッグ・靴などを会員同士が貸し借りできる「シェアリングプラットフォーム」です。
貸し手は、現品を預けると、貸し出し発生ごとに収益を得ます。商品登録作業や発送手続き、借り手とのやり取りは全てHIVEが代行するため、手間なく出品可能。
借り手は、レンタル期間を選択し自宅でアイテムを受け取ります。期間後はそのまま返却するだけで、クリーニング不要。月額費なしで、高級ブランドファッションを定価の5-10%で使用できます。
資金調達の背景と目的
ファッション業界は、他の産業と比べ圧倒的に消費トレンドのスピードが速く、短サイクル化による不要衣類の大量廃棄が国際的な環境課題となっております。 一方で、大量消費から循環型社会への転換期を迎え、近年ではファストファッションの形態に反して、高品質な製品を長く愛用する理念も注目されています。
そこで、HIVEは、今ある資源の共有(シェアリング)という、新たな消費スタイルの提案をしました。ファッションを幅広く楽しみながら長く愛せる選択肢を創るために、安心で魅力的なシェアリングプラットフォームを提供していく方針を掲げています。
出品の多くは、ライフステージの変化により着用頻度が減ったものの、「また使用機会があるかもしれない」「中古買取価格に満足できない」などの理由から手放せていないアイテムで、遊休資産の活用に対する潜在需要を感じております。β版においては、子育て中の主婦の方や海外滞在中の方、引っ越しを機に収納に困っている方が貸し手となり、「クローゼットに眠る洋服に資産価値を与える」というHIVEのサービス価値を体感されています。
・出品お申し込みページ:https://lp.hivecollective.jp/01/
今回調達した資金は、会員の方がよりシームレスに貸し出し・レンタルできるための開発機能の拡充や、出品数増加を目的としたマーケティング活動など、本サービスリリースへ向けた準備に充てる予定です。
SDGs CONNECT ライター。大学では人工知能・プログラミングについて学んでいます。音楽とMLBが好きです。
好きな芸人は金属バット。好きな小説家はオスカー・ワイルド。