ユニクロ、スウェーデン代表選手団にサステナブルな冬季大会用公式ウェアを提供|トップアスリート21名からなるチームブランドアンバサダーを結成

#サスティナブル#再利用#環境 2021.11.17

この記事をSNSでシェア!

【更新日:2021年12月17日 by 三浦莉奈

写真:SOC/SPC提供

ユニクロは、2022年2月から中国で開催が予定されている世界的スポーツ大会において、スェーデン選手団が大会期間中に着用する公式ウェアを提供する。

今回提供する公式ウェアは、選手たちの声を聞き、寒暖差が大きい会場においても最高のパフォーマンスを維持できるように開発されている。また、ウェアの約7割に回収したペットボトルを使用したリサイクル素材を使用しており、工場の製造工程で廃棄される糸から作ったリサイクルナイロンを一部のウェアに使用しているほか、天然素材の植物による染色や、フッ素を使わない撥水加工剤を採用するなど、環境にも配慮した素材選定・製法を実施している。

写真:SOC/SPC提供

ハイブリットジャケットには、新技術により隙間部分に空気を保持することで防寒するダウンポケットと、通気性の高いダブルラッセルメッシュ素材を背面に使用しているため、極寒地でも選手を暖かく保つと同時に汗ムレも軽減することができる。

このようにクオリティとイノベーション、そしてサステナビリティを追求したウェアは、服を通して人々の暮らしと社会をより良くすることに貢献する。このような取り組みを世界に発信していくためにもユニクロは、2022 年冬の大会に向け、出場予定選手を含むトップアスリート20名と過去に世界大会輝かしい成績を残したレジェンド1名の計21名で「ユニクロ チーム スウェーデン(UNIQLO TEAM SWEDEN)」を結成した。彼らは今後、ユニクロがスウェーデンで開催している若者と子ども向けのスポーツイベント「DREAM PROJECT byUNIQLO」への参加や、LifeWearのPRキャンペーンなどに登場する予定だ。

写真:SOC/SPC提供

SDGs CONNECTでは、事例集として株式会社ファーストリテイリングのSDGsの取り組みを紹介している。合わせてご覧いただきたい。

この記事をSNSでシェア!

  • ランキング

    新着記事

    アシックスの新しいランニングシューズNIMBUS MIRAI(ニンバスミライ)

    SDGsの基礎知識

    食品ロスとは?原因や日本と世界の現状、家庭でできる対策を紹介

    もっとみる

    おすすめ

    2021年「ユネスコ/日本ESD賞」の国内公募が開始|すべての目標達成のカギとなる取り組みを支援

    コロナ禍による温室効果ガス排出量の減少、気候変動への影響は限定的|JAMSTECなどが参画する国際研究チームが発表

    トヨタとENEOS、ウーブン・シティで水素エネ活用へ|実験都市で実証実験が始動