【更新日:2021年12月17日 by 三浦莉奈】
写真:SOC/SPC提供
ユニクロは、2022年2月から中国で開催が予定されている世界的スポーツ大会において、スェーデン選手団が大会期間中に着用する公式ウェアを提供する。
今回提供する公式ウェアは、選手たちの声を聞き、寒暖差が大きい会場においても最高のパフォーマンスを維持できるように開発されている。また、ウェアの約7割に回収したペットボトルを使用したリサイクル素材を使用しており、工場の製造工程で廃棄される糸から作ったリサイクルナイロンを一部のウェアに使用しているほか、天然素材の植物による染色や、フッ素を使わない撥水加工剤を採用するなど、環境にも配慮した素材選定・製法を実施している。
ハイブリットジャケットには、新技術により隙間部分に空気を保持することで防寒するダウンポケットと、通気性の高いダブルラッセルメッシュ素材を背面に使用しているため、極寒地でも選手を暖かく保つと同時に汗ムレも軽減することができる。
このようにクオリティとイノベーション、そしてサステナビリティを追求したウェアは、服を通して人々の暮らしと社会をより良くすることに貢献する。このような取り組みを世界に発信していくためにもユニクロは、2022 年冬の大会に向け、出場予定選手を含むトップアスリート20名と過去に世界大会輝かしい成績を残したレジェンド1名の計21名で「ユニクロ チーム スウェーデン(UNIQLO TEAM SWEDEN)」を結成した。彼らは今後、ユニクロがスウェーデンで開催している若者と子ども向けのスポーツイベント「DREAM PROJECT byUNIQLO」への参加や、LifeWearのPRキャンペーンなどに登場する予定だ。
SDGs CONNECTでは、事例集として株式会社ファーストリテイリングのSDGsの取り組みを紹介している。合わせてご覧いただきたい。