カーボンニュートラル実現に向け、自然資源を活用して脱炭素へ|スタートアップ募集開始

#SDGs目標7#エネルギー#脱炭素(カーボンニュートラル) 2022.01.17

この記事をSNSでシェア!

【更新日:2022年1月17日 by 大田守真

U3イノベーショズ及びCIC Tokyoが運営する環境エネルギーイノベーションコミュニティは、多様な自然資源を活用し、カーボニュートラルに貢献する可能性を秘めたスタートアップ・研究者・事業会社の新規事業部門などの、実践型イノベーションプログラムの第二期参加者の募集を開始した。

1月24日(月)には参画を期待するスタートアップやテクノロジー、自社の取り組みなどを事業会社が説明するセミナーを開催する。

実践型イノベーションプログラムは、特定の社会課題に取り組むスタートアップや研究者等と事業会社の協業機会を生み出し、さらには自治体、中央省庁、投資家、研究機関、他のスタートアップなどのステークホルダーとの連携を加速させる内容となっている。

2050年のカーボンニュートラル実現に向けては、海、山、川、陸、池をはじめとした多様な自然資源を活用し二酸化炭素の除去が期待されている。

この炭素除去(固定化)については、近年は植林などによる陸上自然環境の活用(グリーンカーボン)、マングローブ林・海藻藻場などの海洋生態系の活用(ブルーカーボン)に関する技術開発は進んでおり、こうした自然と共生しつつ、自然環境の力を最大限活用する未来が強く求められている。

【求められるスタートアップ・テクノロジー・製品・サービス・研究開発の例】

〔陸上資源による固定化〕植林や林業などの陸上資源の支援・促進に資するもの
〔海洋資源による固定化〕マングローブ林・海藻藻場などの海洋資源の拡大に資するもの
〔陸上資源の利活用〕木材など陸上で炭素を貯留する資源を素材・燃料などの高付加価値資源として再利用するもの
〔海洋資源の利活用〕海藻・微細藻類など海洋で炭素を貯留する資源を食品・燃料などの高付加価値資源として再利用するもの
〔炭素吸収の促進〕衛星その他センサーを利用した炭素の吸収量をモニタリングするものや、クレジット等の形で取引を促すもの
〔炭素固定・利活用に資する基礎技術〕人工光合成等の炭素の固定に関わる技術や、固定した物質の変換や活用に関わる要素技術
上記に留まらず、自然資源を活用した技術で、カーボンニュートラルに資するもの
スタートアップに限らず、上記に関連する分野の事業や研究開発を行っている事業会社や研究者も対象とする

陸上・海洋を問わない自然環境に関わるイノベーション、その自然環境を活かした炭素の高付加価値化・利活用する新しい周辺産業の創出が、今後さらに求められていくだろう。

▼脱炭素社会とは

この記事をSNSでシェア!

  • ランキング

    「SDGsは胡散臭い」と言われる5つの理由【解説】|原因から解決法まで徹底解説

    《あなたは正解できる?》SDGsを目標別のクイズで学ぼう!SDGsクイズ

    《完全網羅》SDGsの7つの問題点|現状の課題と解決策

    新着記事

    SDGsの基礎知識

    《徹底解説》今、注目を集める再生可能エネルギーとは|SDGsとの関係性も解説

    もっとみる

    おすすめ

    「持続可能な開発のための教育(ESD)」、自治体や企業でも展開|日本発の理念を世界に発信

    18年度食品ロスは前年度比2%減で600万トン|推計始まった12年度以降で過去最少

    生物多様性の達成状況を分析した報告書の日本語版が公開|国内の議論における指標の1つに