【独自調査】SDGs、17の目標のうち「最も興味がある目標」は「貧困をなくそう」|世代性別により興味が変化

#SDGs目標1#SDGs目標11#SDGs目標13#SDGs目標2#SDGs目標3#SDGs目標8 2021.07.19

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【更新日:2021年7月26日 by おざけん

SDGsへの注目が高まる中、17の目標をみなさんは全て知っていますか。

2020年6月に発表されたSustainable Development Report 2020(Sustainable Development Solutions NetworkとBertelsmann Stiftungによって作成)では、日本のSDGs達成度は世界で17位(166カ国中)、3つの項目しか達成できていないと発表されています。

SDGsに注目はしつつも、まだ沢山の課題が残る日本。そんな日本の人々が特に興味を持っているのはどのような目標なのでしょうか。

今回は18歳から64歳の男女4314名を対象に行った調査を元に、SDGsの17の目標の世代別男女別の興味や、その割合について見ていきます。

※この調査はSDGs CONNECT編集部とディップ株式会社の研究機関 ディップ総研の共同で実施しました。

「興味がある目標」第1位は「貧困をなくそう」

18歳から64歳の男女4314名を対象に行った調査によると、17の目標のうち「興味がある目標」第1位は「貧困をなくそう」で全体の18.2%を占めることが分かりました。

第2位は「全ての人に健康と福祉を」で12.8%、第3位は「飢餓をゼロに」で7.7%となりました。上位2つの目標に興味が集中していることを伺い知ることができます。

(18歳から64歳の男女4314名)

「興味がある目標」世代によって順位に変動が。

18歳から59歳までは割合こそ少しずつ異なるものの、第1位は「貧困をなくそう」でした。しかし、60歳から64歳では第1位が「全ての人に健康と福祉を」となり、60歳〜64歳の16.9%を占めました。第2位は「貧困をなくそう」、「気候変動に具体的な対策を」でどちらも11.7%でした。

(60歳から64歳の男女231名)

男女による差も。

「貧困をなくそう」と「全ての人に健康と福祉を」はどの世代、性別においても上位3位以内に入る結果となり、関心の高さが伺えます。上位3位に入ったその他の目標としては、「飢餓をゼロに」「住み続けられる街づくりを」「働きがいも経済成長も」「安全な水とトイレを世界中に」「気候変動に具体的な対策を」の5つの目標が挙げらます。どの世代、性別においても上位3つの目標が興味の4割を占める結果となり、興味の集中が起こっていることが分かります。

30歳〜39歳女性(331名)では、第3位に「飢餓をゼロに」が入りました。30歳〜39歳女性の以降の順位は以下の通りです。

18歳〜29歳男性(328名)は以下のような順位になりました。

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