高校生がSDGs解決につながるビジネスプランを発表「NZ×#せかい部 SDGs起業アイデアソンBizVenture」|優勝チームによるピッチ再現・解説イベント実施

#SDGs目標5 2021.10.08

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【更新日:2021年10月8日 by 大森令賀

提供:トビタテ!留学JAPAN

文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」とニュージーランド政府留学促進機関エデュケーション・ニュージーランド(ENZ)は2021年9月18日~20日の3連休、「NZ×#せかい部 SDGs起業アイデアソンBizVenture」をオンラインで開催した。

「NZ×#せかい部 SDGs起業アイデアソンBizVenture」とは、ニュージーランドと、日本両国からのSDGsについての基調講演、ビジネスプランの作り方、ビジネス経験豊富なメンターによるセッション、異文化交流アクティビティなどのインタラクティブなワークショップを通じて、両国のビジネスや文化に触れながら、2日間という限られた時間でSDGs解決に繋がるビジネスプランをチームで発表するイベントだ。

両国から選抜された40名で組成された8つのグループは、SDGsに掲げられたゴール、子供の相対的貧困、10代のウェルビーイング、ジェンダー平等の実現の3テーマから1つを選び、解決に資するビジネスプランを設計して審査員に英語で発表。最終ピッチの結果、両国からそれぞれ優勝チームが選ばれた。

そして13日、「NZ×#せかい部 SDGs起業アイデアソンBizVenture」の優勝チームによるピッチ再現・解説イベントを行う予定だ。

今回優勝した日本の「チーム4」は、ジェンダー平等の実現をテーマに選び、紆余曲折の末、日本のワーキングマザーの社会的な課題である、家事や育児を積極的に行う父親をサポートする新しいゲームアプリのビジネスを提案した。

チーム4のメンバーは以下参照。

後藤百合名さん 学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校
竹村萌花さん  立命館慶祥高等学校
並木里乃さん  学習院女子高等科
山縣大輝さん  西宮市立西宮高等学校
渡邉颯真さん  神奈川県立横浜氷取沢高校

審査員からは、家事育児の不平等な役割分担の実態に着目し、男性をサポートするという発想の斬新さ、従来のパパ向け教室や紙のマニュアルなどと違い、スマートフォンアプリによるゲーム機能による達成感の醸成や、リマインド機能などを生かし、楽しくサポートしようというZ世代ならではのアイデアの斬新さが高く評価された。

10月13日(水)に行われる予定のイベントでは、優勝した「チーのム4」英語ピッチを再現し、日本語で解説する。こちらは一般公開でオンラインで開催される予定だ。
以下のリンクから申し込むことができる。
​​https://tobitate.mext.go.jp/news/detail.html?id=329

SDGsへの理解を深め、両国の国際化を促進するためにも非常にいい機会となる今回のイベントの優勝者がどのよなアイデアを出したのか、見ものである。

【参照ページ】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000071959.html

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