株式会社りそなホールディングス(以下、りそなグループ)は、金融サービスグループとして銀行・信用保証・クレジットカード信用保証などの、金融に関わるあらゆる事業を展開しており、ネットワーク・お客様基盤は国内最大級です。
今回は、りそなグループの事業内容とお客様・株主・社会・従業員に寄り添い社会課題に対して行動を続けるSDGsへの取り組みをご紹介します!
見出し
株式会社りそなホールディングスの概要
りそなグループは、フィナンシャルグループを持つ金融サービスグループです。りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・みなと銀行をはじめとする銀行や、りそな保証といった信用保証を行っています。その他には、りそなカードを発行するクレジットカード信用保証事業も携わっています。総資産は、3メガバンクに続く規模の約73兆円であり、有人店舗数は826店舗に及びます。
また、以下3つを掛け合わせた強みを持っています。
①首都圏・関西圏における地域密着型のリテール中心の営業基盤
②資産・事業承継や不動産仲介業務を銀行本体でワンストップで取り扱えるフルラインの信託機能
③広大なお客さま基盤や店舗ネットワーク、多様なニーズにお応えする商品・サービス力、コスト競争力
りそなグループは、一般的な銀行業務に加えて財務管理を行う「信託」も取り扱っています。信託併営の商業銀行として国内最大級の規模を誇るりそなグループだからこそ、お客様のあらゆる課題に寄り添えるビジネスモデルを築いています。
【引用】
りそなってどんな会社?:特長・強み|個人投資家・株主の皆さまへ|りそなホールディングス
設立日 | 2001年12月12日 |
資本金 | 505億円(2021年3月末現在) |
従業員数 | 1,1153人 |
グループ主要会社にて行う事業 | 銀行・持株会社・信用保証・ファクタリング・クレジットカード信用保証・ベンチャーキャピタル・コンサルティング・投資運用業/投資助言・代理業・プライベート・エクイティ・事務等受託/有料職業紹介業/海外現地法人(銀行) |
【引用】りそなホールディングスの会社概要|グループの概要|りそなホールディングス
株式会社りそなホールディングスの事業内容
りそなグループの事業は、銀行・信用保証・ファクタリング・クレジット信用保証など金融に関する分野において多岐に渡ります。こちらではその一部をご紹介します。
銀行
株式会社りそなホールディングスは、株式会社りそな銀行・株式会社埼玉りそな銀行・株式会社関西みらい銀行・株式会社みなと銀行を傘下に持ちます。
クレジットカード・信用保証
りそなカード株式会社は、りそなグループの中核カード会社としてりそなグループのポイントをセットした「りそなクレジットカード(クラブポイントプラス)」などのサービスを提供しています。
ベンチャーキャピタル
りそなキャピタル株式会社ではりそなグループのグループ各社と連携し、株式公開を展望する中堅・中小企業の成長支援や企業価値向上に向けての提案を推進しています。
こちらで紹介したグループ会社の事業の他にも、投資運用における提案や経営コンサルティングに関わる事業を展開しています。
【引用】グループ主要会社一覧|りそなホールディングスの会社概要|りそなホールディングス
株式会社りそなホールディングスの経営理念
りそなグループでは、経営における原則的理念を定めた「りそなグループ経営理念」を前提に、行動宣言である「りそなWAY」を制定しています。
グループ理念
りそなグループは、創造性に富んだ金融サービス企業を目指し、 お客さまの信頼に応えます。 変革に挑戦します。 透明な経営に努めます。 地域社会とともに発展します。 |
【引用】経営理念・行動宣言|グループの概要|りそなホールディングス
りそなWAY
行動宣言である「りそなWAY」は、お客さま・株主・社会・従業員に対してそれぞれ定められており、あらゆるステークホルダーを大切にしながら事業を展開するりそなグループの心が表されています。
りそなグループは、金融サービスを通して地域社会の実現に貢献していくために「2030年SDGs達成に向けたコミットメント」を定めています。
優先的に取り組む環境・社会課題を「地域」「少子高齢化」「環境」「人権」の4分野に特定し、それぞれ6つのコミットメントにまとめています。
株式会社りそなホールディングスのSDGsの取り組み
重要課題として設定された「地域」「少子高齢化」「環境」「人権」についてのりそなグループの取り組みについて、一部ではありますがご紹介します。
「地域」地方公共団体との連携
りそなグループは、あらゆる地方公共団体と包括連携協定や中小企業振興に関する連携協定書を締結して「地域活性化を通じた地方創生」に取り組んでいます。さらに、教育機関と地域の中小企業の結びつけなど産学連携活動を積極的に行っています。
「少子高齢化」子供たちに向けた取り組み
りそなグループは、地域社会と共に次世代を担う子供たちを育む金融経済教育を行っています。出張授業・職場体験・りそなキッズマネーアカデミー・りそなティーンズマネーアカデミーは、今までに315回実施され、4,893人の小中高生が参加しました。
お金の学習から、働くことや経済・金融の仕組みまで子供たちはりそなグループの金融教育から学ぶことができます。りそなグループは、地域社会の活性化において重要な役割を担う金融機関として、子供たちの育成機会創出に貢献し続けています。
「環境」生物多様性保全の取り組みー「りそなの絆」〜被災地植樹プロジェクト〜
りそなグループでは環境に向けた取り組みとして、「被災地植樹プロジェクト」を行っています。この活動を通して、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の森林や防災林の再生に取り組んでおり、全国の子どもたちの環境保護や防災活動への意を高めるとともに、子ども達が震災を忘れない心を持ち続ける大切な機会になっています。
2013年3月から、全国のりそなグループ各銀行の近隣に位置する幼稚園や小中学校などに東北産の苗木を届け、育ててもらい、2015年からは宮城県「千年希望の丘」に植樹しています。
「人権」ノーマライゼーションへの取り組み
りそなグループの銀行では、障害のある方や高齢の方・妊娠されている方が優先して利用できるように「優先シート」や「優先ATM」を多くの有人店舗に設置しています。
ほかにも、視覚障害をお持ちの方にハンドセット(プッシュボタン付きの受話器)を付きのATMを順次セットし、音声案内とプッシュボタンで取引ができるような取り組みも順次推進しています。
車椅子をご利用のお客様に対して「現金封筒」を取りやすいように優先ATMには取り出しやすい位置に設置するなど、ノーマライゼーションへの取り組みが進んでいます。
まとめ
今回は、株式会社りそなホールディングスの事業内容とSDGsへの取り組みについてご紹介しました。
4つの重要課題に沿って具体的な取り組みが推進されていたことが印象的でした。
お金を扱う銀行として全てのSDGs目標に向けた取り組みを続ける株式会社りそなホールディングスに今後も注目です!