【SDGs事例集】日本生命 「共存共栄」・「相互扶助」とともに持続可能な社会を。

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日本生命保険相互会社(以下、日本生命)は国民の安心と安全を保証する生命保険事業を展開している保険会社です。保有契約高・保険料収入・総資産で国内最大手で、日本を代表する保険会社といえるでしょう。

また、同社のCMは多数放映されており「“大切な人を想う”のいちばん近くで。」のスローガンを知っている方も多いでしょう。日本生命は、明治22年7月に「有限責任日本生命保険会社」の社名で日本で3番目の生命保険会社として発足しました。

日本生命はサスティナビリティな活動の重要性にも目を向け、さまざまな企業活動を通じてSDGs達成を目指しています。生命保険会社の強みを活かし日本生命はどのようなSDGs戦略を描いているのでしょうか。

このページでは、日本生命の事業内容をはじめ、SDGs戦略や活動まで、幅広く紹介していきます。

【引用】会社情報 | 日本生命保険相互会社 (nissay.co.jp)

日本生命のビジョン/事業

日本生命の概要

日本生命は、生命保険事業としての基本的な業務である保険の引受け、資産運用の他にも機関投資家としての活動や、病院との提携なども行っています。

生命保険事業は人口減少、少子高齢化、デジタル化やIT技術の急速な発展などの社会における変化に対応するために、細かなニーズを意識してプロジェクトを展開しています。

具体的な例としては、高齢化が進む社会で生きる私たちのライフスタイルの変化に合わせた資金準備や積み立て保険の提案があげられます。シニア世代に向けた『Gran Age プロジェクト』では認知症や高齢期に向けた資金の準備などをサポートしています。

同社は機関投資家として日本最大級でESG投融資にも力を入れています。安定した資産運用のために市場の成長性の高い領域である、ベンチャー投資やプロジェクトファイナンスに目を向けています。

設立年 1889年
従業員数 71、871名
事業 ①生命保険事業 ②付随業務・その他の業務③ヘルスケア事業

*2018年度時点

参照・引用:会社概要 | 日本生命保険相互会社 (nissay.co.jp)具体取組のご紹介 | 日本生命保険相互会社 (nissay.co.jp)

日本生命の主な事業

日本生命の主な事業は、①生命保険事業②付随業務・その他の業務③ヘルスケア事業に分けられます。

①生命保険事業

生命保険事業では、具体的には生命保険業免許に基づく保険の引受けや資産の運用、貸付業務、有価証券投資業務、不動産投資業務を行っています。こちらの事業は、個人向けのサービスで、利用者の成人や就職、結婚、定年退職などの人生の節目に沿った保険を提供しています。また、病気や相続などの個人では解決しにくい事例に備えて保険を選ぶこともできます。このように、日本生命では、利用者に最適な保険を提案できるよう、数多くのプランを用意しています。

日本だけでなく、海外事業も展開しています。米国・欧州ならびにアジア・太平洋地域における保険・アセットマネジメント事業を通じ、グループ全体の持続的成長を牽引する収益基盤の構築に向けて取組んでいます。現在、保険事業は6カ国、アセットマネジメント事業は4ヶ国で展開しており、成長を続けています。

②付随業務・その他の業務

付随業務・その他の業務では、他の保険会社その他金融業を行う者の業務の代理または事務の代行、債務の保証、投資信託の販売、確定拠出年金制度における運営管理業務などを行っています。こちらは法人向けのサービスで、企業の福利厚生や経営者のための保証などを提供しています。

引用:法人向け取扱商品と制度のご案内 | 日本生命保険相互会社 (nissay.co.jp)

③ヘルスケア事業

「人生100年時代をリードする日本生命グループになる」というスローガンを掲げ、保険事業にそれ以上の価値を創造することを目指しています。健康寿命の延伸を促進し、より多くの人が輝ける社会作りに貢献しています。具体的な事業は日本生命病院の設立、大学やパートナー企業との協同取り組みにおける開発などです。

引用・参照:日本生命のヘルスケア領域の取組みについて | 日本生命保険相互会社 (nissay.co.jp)

日本生命の経営理念

日本生命は生命保険事業を共存共栄、相互扶助の精神に基づくものだと考えています。つまり、国民の福祉と深く関わりそれを支援するためには社会からの信頼がなによりも大切だとしています。日本生命は安定した生活の実現と、生活の向上を目指し、信念・誠実・努力の3つの信条を掲げています。

【引用】経営基本理念 | 日本生命保険相互会社 (nissay.co.jp)

日本生命とSDGs

直接関係するSDGs

日本生命が着目する社会問題

日本生命は、貧困・格差、超高齢化、ジェンダー平等、人口減少、金融アクセス、気候変動という社会問題に着目しています。これらの社会問題を同じに日本生命の経営課題としても捉えています。そして、これらの社会問題を解決するために18項目のサステナビリティ重要課題を特定しました。そのテーマは地域・社会に向けての取り組みから環境、人権までと幅広く設けられています。ステークホルダーからの期待も高まり、それに応えるため日本生命の社会的使命や、日本生命らしさを常に考えながら問題に取り組んでいます。

また、新型コロナウイルスの流行を受けて、新型コロナウイルス対策の支援や、多様化する「安心」の形を提供することも課題であると考えています。このコロナ禍の世の中をささえてくれる医療従事者やその他のたくさんの方々に感謝すると同時に、日本生命も社会に貢献することを決意しています。

引用:sdgs_highlight.pdf (nissay.co.jp)

日本生命のSDGs戦略

日本生命は社会の問題は日本生命の問題であると考え、2018年に「サステナビリティ経営推進委員会」を立ち上げました。「サステナビリティ経営推進委員会」は経営会議の諮問機関としての役割を持ちます。SDGsを含むサステナビリティ関連諸課題への対応や、サステナビリティ重要課題のPDCA報告等を付議し、サステナビリティ経営を推進しています。また、支社や本店本部各部に、CSR推進リーダーを配置し、 所属長のもと、節電や省資源、社会貢献活動を含む サステナビティ関連諸課題に関する取組を推進しています。

日本生命のSDGs取り組み

一部ではありますが、日本生命のSDGsの取り組みを紹介します。

作成:SDGs CONNECT編集部

上記のように、日本生命は数多くのSDGs目標を掲げています。150から200年後の世界を見据えて、持続可能な社会をつくりあげるために、地球環境を守る取り組みを行っています。

その取り組みが国民を守ることにつながるとも考えています。地球環境以外にも、ジェンダー平等や人権の尊重にも目を向けて、「誰ひとり取り残さない」というSDGs目標を多方面から達成しようとしています。

外部からの評価

日本生命は、東洋経済新報社が行った東洋経済(CSRランキング)2019において金融アクセス部門第2位に選出されました。

それ以外にもさまざまな評価やサスティナビリティ関連の表彰を受けています。一部ではありますが、いくつかご紹介します。

①東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞

平成30年度に東京都主催の「東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞」にて、企業部門で大賞を受賞しました。受賞の理由としては、約70、000人の全社員がさまざまな社会貢献活動に取り組んでいることがあげられます。中高生を対象とした「ライフデザイン」の出張授業の実施、障がい者スポーツのボランティア活動への積極的な参加など、日本生命の社員が行う活動は多岐に渡ります。

②「第4回サステナブルファイナンス大賞」

2018年に一般社団法人環境金融研究機構が主催した、「第4回サステナブルファイナンス大賞」にて大賞を受賞しました。受賞の理由は、ESG投融資市場発展への取り組みです。石炭火力発電事業向け新規投融資の原則禁止を盛り込むなど、投融資にネガティブ・スクリーニングを導入しています。また、ESG投融資には7000億円の数値目標を設定、投資先へのエンゲージメント活動にも力を入れています。

③「女性が活躍する会社BEST100」ダイバーシティ推進度第1位

2018年に日経WOMAN日経ウーマノミクス・プロジェクトが開催した、「女性が活躍する会社BEST100」において ダイバーシティ推進度第1位を受賞しました。正社員の平均年齢、平均勤続年数に男女差がほぼなく、子どものいる女性社員比率が約7割と仕事と育児を両立している女性が多数活躍していることが受賞の理由と考えられます。

以上のことから、日本生命は多岐に渡るサスティナビリティな活動が大きく評価されていることがわかります。

引用・参照:sdgs_highlight.pdf (nissay.co.jp)日本生命、「東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞」受賞 – 保険市場TIMES (hokende.com)第4回(2018年)サステナブルファイナンス大賞受賞式の開催。大賞に日本生命、優秀賞3件、グリーンボンド賞4件、地域金融賞1件(RIEF) | 一般社団法人環境金融研究機構 (rief-jp.org)

▼日本生命のSDGs関連ウェブページ

まとめ

生命保険とはわたしたちが生きていく上で欠かせないものです。日常生活に溶け込み過ぎて忘れてしまいがちではありますが「保証されている」ということは「安心」に直結する大切な要素と言えます。地球環境だけでなく、私たちの生活に密着した持続可能な社会への取り組みは、幅広く事業展開を行う日本生命だからこそできる取り組みです。気候変動や少子高齢化などさまざまな社会課題による不安が大きくなっている中で、人間も含めた地球環境に「安心」を与えるために、日本生命の取り組みは続きます。

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