《西で東で運行中!》SDGsトレインとは|東急・阪急・阪神が行なうSDGsトレインを徹底解説

#SDGs目標11#SDGs目標17#SDGs目標7#再生可能エネルギー 2021.06.02

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【更新日:2021年9月11日 by 森あゆみ

電車は日本人にとって通勤・通学に欠かせない乗り物です。

そんな身近な乗り物である電車にもSDGsの輪が広がっていることをご存知でしょうか?

全く知らないという人から、言われてみたら見たことあるかもという方までいると思います。

今回は東急・阪急・阪神の企画・運行する『SDGsトレイン2020』について掘り下げていきます。

SDGsとは

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称です。日本語では「持続可能な開発目標」と表されます。

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsは、2016年から2030年までの15年で達成すべき17のゴールと169のターゲットで構成されています。

SDGsでは経済や環境、社会の課題が幅広く取り上げられ、持続可能な社会を築き上げるために、国連が主導してさまざまな取り組みが広がっています。

SDGs CONNECTでは、SDGsの各目標ごとに解説記事を公開しています。

▼各目標の詳細は以下の画像をクリック

▼SDGsについて詳しくはこちら

『SDGsトレイン』とは

『SDGsトレイン2020』概要

SDGsトレイン2020は、東急・阪急・阪神が共同で実施しています。2020年9月8日に運行を開始しました。

市民社会の立場から、民間企業や自治体、国際機関、政府、他国の市民社会組織と連携した、政策提言活動や課題解決のためのコンサルティングなどを行う一般社団法人SDGs市民社会ネットワークが企画・監修を行っています。

また、花王株式会社、関西電力株式会社、株式会社クボタ、サントリーホールディングス株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社大和証券グループ本社、凸版印刷株式会社、パナソニック株式会社などの大企業が協賛しており、SDGsを推進する大規模な取り組みです。

電車の外装がSDGsカラーでラッピングされるほか、車両内部や駅構内にもSDGs関連のポスターが多く貼られ、乗客及び駅の利用者がSDGsを意識できる仕組みになっています。

SDGsに取り組む東急と阪急・阪神

この『SDGsトレイン2020』を主催している東急グループと阪急阪神ホールディングスは、どちらもSDGsの取り組みに力を入れている企業です。

東急グループは、創業以来、鉄道事業を基盤とした「持続的なまちづくり」を通じて、社会課題の解決と事業成長の両立に取り組み、「美しい時代へ ー東急グループ」というスローガンのもとに、「未来に向けた美しい生活環境の創造」を目指し、さまざまな取り組みを推進しています。

阪急阪神ホールディングスグループは、「『安心・快適』、そして『夢・感動』をお届けすることで、お客さまの喜びを実現し、社会に貢献する」というグループ経営理念を掲げ、持続的な成長を目指すとともに、その基盤となるESGに関しても、さまざまな取り組みを推進しています。

▼ESGについて詳しくはこちら

『SDGsトレイン2020』の企画背景

『SDGsトレイン2020』の企画の背景には、東急と阪急・阪神の2社の意外なつながりがあります。

SDGsに取り組む両社ですが、そのつながりは、100年あまり昔、小林一三(阪急電鉄株式会社創業者)と五島慶太(東急グループ創業者)という2人の出会いから始まりました。

東急グループの起源となる田園都市株式会社は、今の東急線沿線エリアに理想の住宅地を作ることを目指し、渋沢栄一によって1918年に設立されました。

渋沢栄一は、田園都市における生活利便のため鉄道路線網の整備を構想し、その経営の相談相手として白羽の矢を立てたのが、すでに関西で住宅地開発と鉄道事業を成功させていた当時阪神急行電鉄の専務取締役の小林一三氏でした。

その小林一三氏が関東における事業パートナーとして声をかけたのが、鉄道院の役人出身で鉄道事業のエキスパートであった五島慶太です。

この2人の出会いが、東急グループと阪急阪神ホールディングスグループの結びつきの起源となっています。

2人の出会いから約100年。街づくりや鉄道事業を中心に、安全・安心、自然環境との調和、余暇の充実など、豊かな暮らしの実現を標榜する両社の事業に、2人の想いは受け継がれ、今回の『SDGsトレイン2020』の実現に至りました。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

参考:SDGsトレイン2020|東急グループ (tokyugroup.jp)

SDGsに取り組む東急と阪急・阪神

この『SDGsトレイン2020』を主催している東急グループと阪急阪神ホールディングスは、どちらもSDGsの取り組みに力を入れている企業です。

東急グループは、創業以来、鉄道事業を基盤とした「持続的なまちづくり」を通じて、社会課題の解決と事業成長の両立に取り組み、「美しい時代へ ー東急グループ」というスローガンのもとに、「未来に向けた美しい生活環境の創造」を目指し、さまざまな取り組みを推進しています。

阪急阪神ホールディングスグループは、「『安心・快適』、そして『夢・感動』をお届けすることで、お客さまの喜びを実現し、社会に貢献する」というグループ経営理念を掲げ、持続的な成長を目指すとともに、その基盤となるESGに関しても、さまざまな取り組みを推進しています。

『SDGsトレイン2020』の企画背景

『SDGsトレイン2020』の企画の背景には、東急と阪急・阪神の2社の意外なつながりがあります。

SDGsに取り組む両社ですが、そのつながりは、100年あまり昔、小林一三(阪急電鉄株式会社創業者)と五島慶太(東急グループ創業者)という2人の出会いから始まりました。

東急グループの起源となる田園都市株式会社は、今の東急線沿線エリアに理想の住宅地を作ることを目指し、渋沢栄一によって1918年に設立されました。

渋沢栄一は、田園都市における生活利便のため鉄道路線網の整備を構想し、その経営の相談相手として白羽の矢を立てたのが、すでに関西で住宅地開発と鉄道事業を成功させていた当時阪神急行電鉄の専務取締役の小林一三氏でした。

その小林一三氏が関東における事業パートナーとして声をかけたのが、鉄道院の役人出身で鉄道事業のエキスパートであった五島慶太です。

この2人の出会いが、東急グループと阪急阪神ホールディングスグループの結びつきの起源となっています。

2人の出会いから約100年。街づくりや鉄道事業を中心に、安全・安心、自然環境との調和、余暇の充実など、豊かな暮らしの実現を標榜する両社の事業に、2人の想いは受け継がれ、今回の『SDGsトレイン2020』の実現に至りました。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

参考:SDGsトレイン2020|東急グループ (tokyugroup.jp)

東急のSDGsトレイン 「美しい時代へ号」

SDGsトレイン「美しい時代へ号」の名前の由来

SDGsトレイン「美しい時代へ号」の名前は、東急からの「SDGsトレインが、乗客のみなさまとともに美しい未来へ走っていきますように」という願いがこもったものになっています。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

SDGsトレイン「美しい時代へ号」の運行路線

SDGsトレインは東急電鉄の東横線・田園都市線・世田谷線の3線で運行しています。

東横線・田園都市線では省エネ車両を使用するとともに、東急線内では実質的に再生可能エネルギー由来の電力で電車を運行しています。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

SDGsトレイン「美しい時代へ号」の外装

SDGsトレインの外装は、SDGsの「理念」と、長年にわたって東急グループが心を尽くして取り組んできた「活動」を紹介した、展覧会のような車両になっています。

車両を包むラッピングは、その展覧会への扉と考え、SDGsを象徴する17のゴールのカラーを使ってキラキラと光が反射するようなモザイク模様がデザインされています。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

SDGsトレイン「美しい時代へ号」の特徴 

東横線・田園都市線・世田谷線の3線で運行しているうち、東横線・田園都市線では省エネ車両を使用するとともに、東急線内では実質的に再生可能エネルギー由来の電力で電車を運行しています。

この再生エネルギー由来の電力は、東横線、田園都市線は東急パワーサプライによるJクレジットを利用したカーボン・オフセット(自らが排出した二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを他の場所での排出削減や吸収に貢献することを通じて埋め合わせる取り組みのこと)、世田谷線は東北電力および同社グループ企業の東北自然エネルギー株式会社が保有する水力発電所および地熱発電所の電気に発電所由来の非化石価値を付加した、二酸化炭素を含まない電力を活用して運行しています。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

阪神・阪急のSDGsトレイン 「未来のゆめ・まち号」

SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」の名前の由来

SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」は阪急阪神ホールディングスが元々行なっていた取り組みからとったものです。

阪急阪神ホールディングスグループは、「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」を公表し、SDGsの達成に向けたさまざまな取り組みを進めています。

SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」の名前にもなっている「ゆめ・まちプロジェクト」は、取り組みのひとつとして、2009年からグループを挙げて取り組んでいる社会貢献活動です。「未来にわたり住みたいまちをつくる」ことを基本方針に、まちの環境を良くする「地域環境づくり(環境づくり)」と、まちの将来を担う「次世代の育成(人づくり)」を重点領域としています。

そこで、「ゆめ・まちプロジェクト」10周年を契機とし、一般社団法人SDGs市民社会ネットワークの企画監修のもと、国や沿線自治体のほか、SDGsの取組に先進的な企業や市民団体などと連携することによるパートナーシップで「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」を運行し、SDGsの達成に向けた多様なメッセージを発信することにしました。この列車の運行が、利用客とともに、より良い地域・社会を考えていくきっかけになることを目指しています。

SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」の走っている路線

SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」は、阪急電鉄では、神戸線・宝塚線・京都線の3線で運行しています。

また阪神電車では、本線・阪神なんば線および相互直通区間で運行しています。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」の外装

SDGsの目標をイメージするさまざまな人や生き物たちが、より良い地域・社会を願いながら、未来へ向かってパレードをしていく様子を、「ゆめ・まちプロジェクト」のシンボルマークを描くウマカケバクミコ氏のイラストでデザインしました。SDGsの17の目標を親しみやすく表現しています。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」の特徴 

SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」では、最新の省エネ車両を使用するとともに、関西電力の「再エネECOプラン」を活用することによって、実質的に再生可能エネルギーを100%用いて運行しています。

「再エネECOプラン」とは、使用する電気に、関西電力が電力卸売市場より調達した太陽光・水力・風力発電などに由来する環境価値を付加した電気メニューのことです。このプランを利用することにより、実質的に再生可能エネルギーによる電力として取り扱うことができます。

参考:東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」|東急グループ (tokyugroup.jp)

再生エネルギーに関して詳しくはこちら▼

まとめ

今回は東急グループと阪急阪神ホールディングスが協働する『SDGsトレイン2020』を紹介しました。

日常的に使用する電車だからこそ見慣れていて見落としてしまうこともあるかもしれません。

もし車内でSDGsのポスターを見たとき、ただスルーしてしまうこともできますが、ふとスマートフォンから目を上げてポスターを眺めて色々考えてみるのもいいですね。

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