【更新日:2023年1月11日 by 三浦莉奈】
博展は、イベント・展示会の企画制作を行う会社だ。
50年の歴史で培った高い技術力、国内最大規模の制作部隊と空間造作・グラフィック印刷などの各機能を備えることで、お客様の多様なニーズに対してスピーディ且つ高品質に対応できるのが大きな魅力だ。
イベント・展示会がどのようにサステナブルに貢献できるのか。事業内容や企業理念と合わせて、博展の魅力を幅広く紹介する。
博展 / 事業
博展の概要
博展は、1967年に創業された。イベント・展示会を手がけるきっかけとなったのは、現在の代表取締役社長の父である、田口博が歌舞伎の舞台や大道具を手掛けていた会社で仕事をしていたことだった。
その後、独立し、木工造作を中心とした展示会やイベントや展示会の企画制作をスタートさせた。
創業 | 1967年 |
資本金 | 1億9,033万円(2022年3月末) |
従業員 | 単体:368名 連結:404名(2022年3月末) |
事業内容 | イベント・展示会の企画制作など |
【引用:会社を知る | 博展 採用サイト 】
博展の経営理念
博展の経営理念は、「Communication Design® ~人と人の、笑顔が創り出す未来へ。~」だ。
また、ビジョンとして、「ココロ揺さぶる瞬間(とき)を創り、世の中を次へ動かす。」を掲げ、全社をあげて推進している。
博展のSDGs戦略
博展は、中期サステナビリティ目標として、
2030年までに、すべての人が笑顔になる ゼロ・エミッション型イベントを実現する |
を掲げており、それに伴いさまざまな取り組みを行っている。
博展のSDGsの取り組み
ここからは、博展が実際にどのような取り組みを行っているのか紹介していく。
サステナブル・イベント開発
博展は産業廃棄物の見える化による、ゼロ・エミッション型イベントの実現に積極的だ。
ゼロ・エミッション型イベントをスタンダードなものにするため、実際に博展の社内イベントにおいて、実証を行った。
具体的には、
使い捨てカトラリーの削減による脱プラスチック |
を行った。
まとめ
世界単位でのイベントが開催されるたびに、日本人の行動が話題になる。2022年のサッカーワールドカップにおける日本サポーターの行動が新しい。
しかし、国内でのイベントを見るとどうだろう。分別はきちんとされているだろうか。道ばたにゴミが落ちてはいないだろうか。
こうした、参加する側の環境への取り組みが目立つが、実際には、開催する側の取り組みも非常に重要なのだと感じた。
博展のような、既存事業を通したサステナビリティへの取り組みが、世界中のスタンダードとなることを願う。